美容コラム

乳首が長い・大きい悩みの原因は?自分でできる予防策や治療法も解説

バストに関する悩みと聞くと、サイズや形をイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には乳首の長さや大きさ、陥没しているなどさまざまな悩みがあります。

その中でも本記事では、乳首の長さや大きさの改善方法や予防策について紹介します。なぜ乳首が長くなったり、大きくなったりするかの原因も解説しているので、バストに悩みを抱えている方はぜひ参考にしてください。

 

乳首(乳頭)が長い・大きいのが気になる…平均サイズは?

乳首はデリケートな部位であるため、長さや大きさを他人と比較するのが難しい部分でもあります。一般的に乳首の長さや直径は、およそ8mmといわれています。

しかし、これはあくまでも平均値であり、人それぞれです。バストの大きさが人によって異なるように、乳首の長さや大きさも個人差があります。平均値より長いからといって、深刻に考えすぎる必要はありません。

 

乳首が長い・大きいと困ることは?

乳首が長かったり、大きかったりしても人によって悩みはさまざまです。ここからは、乳首が長い・大きいことで生じる悩みを4つ紹介します。

 

下着や服にこすれて痛む

乳首が長いと下着や服に圧迫された状態になりやすく、日常動作によってこすれて痛みが生じてしまうケースがあります。乳首の長さを考慮して大きめの下着をつけても、さらにこすれやすくなることも少なくありません。

また夏場は汗によって下着内が蒸れてしまい、雑菌の繁殖が起こりやすい傾向があります。摩擦によって傷が生じ、そこから雑菌が入り込み、痛みが悪化することも。一方で冬は、乾燥によって乳首に痛みが生じるケースも考えられます。

 

人に見られるのをコンプレックスに感じる

温泉に入るときや診察で服を脱ぐ際など、乳首が大きいことで他人に見られるのがコンプレックスと感じる人も少なくありません。他にもパートナーとの性行為に積極的になれないなどの悩みを抱えている人もいます。

 

服や水着を選ぶのに困ることがある

乳首が長い・大きいと胸元が開いた服や薄手の服を着ると見た目に影響が出る可能性があります。特に薄着だと乳首を気にしてしまい、好きな洋服を切れないといった方も。

また水着の場合、アンダーウェアや乳首が透けないようなものを選ばないといけないため、なかなか好みのものを購入できない方も少なくありません。

 

授乳をしにくい

乳首が長い・大きいと赤ちゃんへの授乳がしにくいといったトラブルが発生することもあります。赤ちゃんに授乳しづらかったり、乳首に痛みを感じやすくなったりと、哺乳瓶へ切り替えなくてはならなくなる可能性もあるでしょう。

産後のデリケートな状態に加えて、授乳トラブルによってストレスフルな状態が続いてしまう方もいるようです。

 

乳首が長くなったり大きくなったりする5つの原因

乳首が長くなったり、大きくなったりする人は、先天性要因以外にも何らかの原因があるかもしれません。原因によっては、さらに乳首が肥大化する可能性もあります。

悪化を防ぐためにも、まずは乳首が長くなったり、大きくなったりする原因を理解しておきましょう。

 

①生まれつきの特徴

乳首をはじめ、バストや乳輪などは、遺伝によって決まる部分が大きい傾向があります。生まれつきの特徴のため、自分ではどうしようもできません。生まれつき手足が大きい人がいるのと同様です。

そのため、乳首が長かったり、大きかったりする影響でトラブルが生じていなければ過度に心配せずすごすのもひとつの手です。

 

②ホルモンバランスの変化や加齢

妊娠や更年期などホルモンバランスが大きく変化するタイミングで、乳首が長くなったり、大きくなったりするケースもあります。ホルモンバランスの変化によって、乳首が元の状態に戻る人もいれば、戻らない人もいます。

他にも明確な原因はなくても加齢の影響で乳首が変化する人もいるようです。

 

③授乳や性行為

授乳や性行為などで乳首を吸われることで長くなったり、大きくなったりすることもあります。特に乳首への刺激が頻繁に加わることで、変化するケースが多いようです。

また出産後は、乳児が乳首を見つけやすいように大きくなる傾向があります。一般的には、授乳の時期を過ぎると元に戻りますが、中には乳首がそのままの大きさになってしまうケースもあります。

 

④こすれなどの日常的な刺激

サイズが合っていない下着や動作などによって日常的に摩擦が加わることで、乳首に摩擦が生じます。日常的に摩擦が加わると、乳首が長くなったり、大きくなったりする可能性があります。

 

⑤病気が原因のケースもある

乳首が長い・大きいだけでは、病気の可能性は低いとされています。しかし、乳首にしこりが生じたり、何らかの液が分泌されていたりする場合は、乳がんや乳腺炎、腫瘍などの病気が疑われます。このような異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

セルフケアで乳首の長さ・大きさは改善できる?

結論からいうとセルフケアで乳首の長さや大きさを改善するのは難しいとされています。しかし、長さや大きさが悪化するのを防ぐことは可能です。

乳首の長さや大きさを予防するセルフケアは、下記が挙げられます。

  • 乳首への刺激が少ない下着を選ぶ
  • 授乳グッズを活用する
  • 乳首の保湿ケアを行う

乳首が長くなったり、大きくなったりする原因は、主に摩擦などの刺激が挙げられます。そのため、乳首への刺激が少ない素材の下着を選ぶ以外にも、バストのサイズに合った下着を身に着けましょう。

また乳首のサイズが変化しやすい授乳期間は、乳頭保護器(ニップルシールド)を使うのもおすすめです。乳児によっては嫌がる可能性もありますが、予防策として検討してみましょう。

なお乳首が乾燥した状態が続くとハリが失われ、伸びやすくなる上に色素沈着も起こしやすくなります。そのため、顔や手足などと同様に保湿ケアを行うことも大切です。

 

乳首の長い・大きい悩みの解消には乳頭縮小術がおすすめ

乳首の長さや大きさなどの悩みを根本的に解消したい方は、乳頭縮小術がおすすめです。外科的手術で切開・縫合を行うため、長さや大きさだけでなく、形を整えることもできます。

ここからは、乳頭縮小術の手術方法やおすすめな人の特徴を紹介します。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
乳頭縮小は女性男性問わずおすすめ!気になるダウンタイムは?

 

乳頭縮小術は形成外科領域の繊細な手術

乳頭縮小術とは、乳首の大きさを小さくしたり、長さを短くしたりなどして乳首を小さく縮める手術を指します。高さや大きさを改善する術式もあれば、伸びた乳首を縮めるなど希望に合った手術を受けることが可能です。

なお乳頭縮小術は、ただ乳首を小さくしたり、短くしたりすればよいわけではありません。授乳を考えている女性であれば、母乳を通す「乳管(にゅうかん)」を残す乳管温存法という術式を選択する必要があります。

他にも乳首を小さくする際は、ただ小さくすればよいわけではなく、壊死が残らないよう細かな配慮が必要です。このように乳頭縮小術は繊細な手術のため、失敗を防ぐためにもスキルの高い医師のもとで受けましょう。

 

乳頭縮小術がおすすめの人

乳頭縮小術がおすすめな人の特徴は、下記が挙げられます。

  • 生まれつき乳首が大きい
  • 授乳の影響で乳首が伸びた・膨らんだ
  • 加齢によって乳首が垂れてしまった
  • 性行為で乳首が伸びてしまった

乳頭縮小術は、女性だけでなく男性も受けられます。タンクトップやシャツを着た際に乳首が浮いてしまうなどの悩みを持つ方は、乳頭縮小術を検討してみてはいかがでしょうか。

 

乳頭縮小術で失敗しないために注意するポイント

乳首は母乳が出る乳管やさまざまな血管が通っているため、乳頭縮小術は繊細なスキルが必要です。場合によっては血管が圧迫され、壊死する恐れもあるため、クリニックや医師選びは慎重に行う必要があります。

失敗のリスクを防ぐためにも、施術を受ける上で知っておきたい注意点を紹介します。

 

乳頭縮小術の経験・実績が豊富なクリニックを選ぶ

乳頭縮小術は、多くの美容クリニックで扱われています。その中でも失敗のリスクを低減するには、乳頭縮小術の経験や実績が豊富なクリニックを選びましょう。多くの症例や実績があるクリニックは、医師のスキルが高く、満足度が高い傾向があります。

実績や症例は、クリニックの公式サイトやSNSから確認できます。もし実績などが公開されていない場合は、カウンセリングを受けた際に確認するのがおすすめです。

 

医師が日本形成外科学会専門医の資格を持っているか確認する

医師のスキルの高さを確認する際は、日本形成外科学会専門医の資格を持っているかを確認しましょう。

日本形成外科学会専門医の資格を取得するには、さまざまな研修や症例提出を行った上で試験に合格しなくてはなりません。民間の資格よりもハードルが高いため、医師やクリニック選びの参考にしてください。

 

料金設定が明朗なクリニックを選ぶ

クリニックによっては、公式サイトやSNSに驚くほど低価格の広告を出しているところもあります。実際にカウンセリングを受けると強引にオプションが追加され、高額になってしまったというケースも存在します。そのため、料金設定が明瞭であり、相場範囲内のクリニックを選ぶのがおすすめです。

 

手術後は医師の指示に従って過ごす

乳頭縮小術を受けた後は、医師の指示に従って過ごしましょう。クリニックの方針や術式によって異なる可能性もありますが、術後は以下のような指示があります。

  • シャワーは翌日より可能
  • 入浴が抜糸後より可能
  • 性行為は約1カ月後より可能

術後の指示を守らず生活してしまうと傷が悪化したり、思わぬトラブルが生じたりするため、必ず守りましょう。

 

当院は日本形成外科学会専門医である理事長が最良の治療を提案します

乳頭縮小術を検討している方は、ぜひ当院にお越しください。術式ごとにプランを設けており、明瞭な価格を設定しております。また当院では、日本形成外科学会専門医の資格を持った理事長が1人ひとりに合った施術を提案します。カウンセリングから施術まで全てを理事長が担当するのも当院の特徴です。

またデリケートな施術のため、女性には女性看護師または女性カウンセラーが付き添います。ささいな不安や気になることも遠慮なくご相談ください。

 

乳頭縮小術に関するQ&A

乳頭縮小術に関するよくある質問を紹介します。他にも気になることがある場合は、カウンセリングの際に確認しておきましょう。

 

傷跡で手術をしたことがバレませんか?

乳頭縮小術では、乳首や乳輪に縫合した跡が残ります。一時的に縫合した部分が硬くなる可能性がありますが、色味は徐々に周りの皮膚となじみ、目立たなくなります。

 

手術をしたことで乳ガンの発見が妨げられたりしませんか?

乳頭縮小術が乳ガンの発見を妨げることはありません。乳頭縮小術を受けた後でも通常どおりガン検診を受けられます。

 

男性も乳頭縮小術を受けられますか?

乳首の大きさで悩んでいるのは女性だけでなく、男性も多い傾向があります。当院はもちろん、多くのクリニックでも男性の乳頭縮小術を受け付けています。乳首に悩みを抱えている方は、一度クリニックに相談してみましょう。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
乳頭縮小術は男性の悩み解消におすすめ!手術の方法やメリットを紹介

 

まとめ:乳首が長い・短いコンプレックスは美容クリニックで相談しよう

乳首が長い・大きいコンプレックスを抱えている方は、美容クリニックに相談しましょう。乳頭縮小術といってもさまざまな術式があるため、自分の悩みに合った施術を受けることが大切です。

また乳頭縮小術は、多くのクリニックで提供されている施術です。そのため、安さだけでクリニックを選んでしまう人も少なくありません。

しかし、乳頭縮小術は繊細な施術であり、場合によっては乳管が傷つけられたり、皮膚が壊死したりする恐れがあります。失敗のリスクを軽減するためにも、スキルの高い医師のもとで施術を受けましょう。

当院ではさまざまな乳頭縮小術を提供しています。乳首の長さ・大きさに悩みを抱える方は、ぜひご相談にいらしてみてください。

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