著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。 萩原:てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。 うさぎさん:患者様(54歳)。
てんP:今回は眉下切開をお受けいただいたうさぎさん。3ヶ月後の状態のお顔を拝借しながら先生に解説していただきたいと思います。さてうさぎさん、上まぶたのたるみが気になって、ブロウリフト(眉下切開リフト)をお受けいただきました。先生、簡単にどういう治療か解説お願いします。
柴田先生:この二重の線が隠れるくらいに皮膚が落ちていた(被っていた)のを、上にあげるために、この眉毛の下の皮膚を切って縫い合わせる手術ですね。眼もとで皮膚を切ってしまうと不自然というか、作った感じのまぶたになりやすいので、現在は眉下を切ってあげる方が主流になっています。
てんP:いわゆる元の二重になるよということですね。
柴田先生:そうですね。
てんP:硬さは今自分で触ってどうですか?感じます?
うさぎさん:硬さは感じないですね。
てんP:実際は先生どうなんですか?触るとまだ傷の硬さってありますか?
柴田先生:何となくあります。
てんP:でも3ヶ月もするとこんな感じであると。腫れとか傷って、実際気になってたのでいつ頃までですか?
うさぎさん:1カ月ぐらいは、ちょっと鏡を見ながら気になっていましたね。かゆみが出たりして気になりましたけど。2カ月頃には気にならにですし、視界もすごく良くなっているので、今は本当に鏡見て、「あっ、私切ってたっけ。」みたいな感じなってますね。
てんP:私もそうです。「切ってたっけ。」ってたまに思い出します。本当に鏡にギリギリ近づけると、切開傷がようやくわかるという感じですね。今の、先生、この赤み、ちょっと線ぽくなってるところが、もっと私の状態に近づいていくとしたらどのくらいかかりますか?
柴田先生:肌色になっていくのはここから3ヶ月くらいですね。
てんP:ここから3カ月?
柴田先生:うん。
てんP:じゃあ、次回半年後来ていただきますが、その時は随分と違ってることが期待できますね。
てんP:結論(笑)
うさぎさん:そんなに本人が気にするほど見られてないです。自分だけです、気になっているのは。
てんP:そうだと思います(笑)
うさぎさん:「そんな、付いてるの?」みたいな感じです、家族も。付いてるでしょ!っていうと、「あぁ~。」みたいな反応なので、他人はそんなに見てません。
てんP:今、ウサギさんの経過としては順調でというところですね。非常に、平均的な治り方と考えていいです。
柴田先生:ええ、そうですね。
てんP:はいでは、6ヶ月後また傷の変化を見せてください。柴田解説、今回は眉下切開リフトでした。ありがとうございました。
柴田先生・うさぎさん:ありがとうございました。