切らないリフトアップ治療としてフェイスリフト手術に次ぐリフト効果のあるハイフ(HIFU)治療、ウルセラ。
超音波をたるみの原因となるスマス筋膜に照射し、筋膜を引き締める・収縮させることでたるみを持ち上げる理屈の若見え治療です。
ウルセラはハイフと呼ばれる機械の中で、圧倒的に照射出力(パワー)が強い機械です。
麻酔なしでハイフを行う、ウルセラを行う、というクリニックがあると聞きますが、ほぼ痛みがないハイフは照射をしても効果はない、効果が出ても短期間、と言えるでしょう。
筋膜へ熱を加えるので、ウルセラを最大出力で照射すると強い痛みがあります。
大人でも涙が出るほどの痛みで、マスク麻酔で居眠りの状態でなければ最大出力の照射は無理だと思います。
逆に言えば、それだけ強い出力で照射すればしっかりと引き上がります。
安全な治療のために、マスク麻酔は4時間前から飲食禁止という決まりがありますのでお守りください。
マスク麻酔で居眠りの間にしっかりと照射しますので、安心してお任せください。
著者
美容外科医 柴田健了
医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
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