【医師が解説】二重整形で腫れにくい為には糸が重要!?

二重埋没法は糸の留め方で結果は変わる?

柴田医師:二重埋没法の糸の留め方について授業を始めましょう。こんにちは、ドクターの柴田です。

くらぬき:秘書のくらぬきです。

柴田医師くらぬき:よろしくお願いします。

柴田医師:今回の授業内容をくらぬきさんからお願いします!!

くらぬき今回は二重埋没法の糸の留め方によって腫れや結果は変わるのか?の授業です。

柴田医師:二重の埋没法は大変人気のある治療ですが、全く腫れなければさらに受けやすい多くの方に人気のある治療になると思います。

柴田医師:埋没法というのは、まぶたのどこらへんに線を付けるか決めて、糸を通して、そこでぎゅっと結ぶとくびれますよという方法。この糸を通す場所は瞼板に通すか、挙筋に通すか。大きく分けると2つあって、それによって各々特徴があるというふうになります。おおよそはこれのどっちかだと思ってもらったらいいと思います。

二重埋没法のダウンタイムは?

柴田医師:二重治療の後はダウンタイムと呼ばれる腫れの出る期間があって、はじめのうちは設定した幅より少し広い幅が出ます。私は埋没法の術後をいかに腫れさせないかという事を考えながら治療していますが、1つには使う糸を工夫したり、色々こだわって手術を行っています。

くらぬき埋没法で使う糸の太さによってダウンタイムや結果は変わりますか?

柴田医師:はい!!糸の種類で太いか細いかで言うと、やっぱり太いほうが腫れは出やすいのかなと思います。

細い糸より太い糸の方が腫れやすい

細いほうが例えば太い糸に比べて切れやすいんじゃないかという心配があるかもしれませんが、実際使っている糸は細くてもしっかりしたものを使っているので、まず切れてしまうという事はありません。太い糸の方が結び目も大きくなってしまうので、まぶたの皮膚は薄いので、それがしこりのようになって見えやすいというデメリットがありますので、結び目の大きさなどに関しても細い糸のほうがきれいに仕上がるかなというふうに考えています。

くらぬき:確かに他のクリニックで受けられた方でしこりがちょっと気になるという方がいらっしゃいますが、あれは太い糸を使っているという事ですか?

柴田医師:はい。実際にそういった方は結び目を取りたいという事なので糸を抜く事を行うんですけど、取り出した糸はやはり割と太いなという印象がありますね。

おすすめの治療と糸の太さ

くらぬき:先生がおすすめする治療方法と糸の太さについて教えてください。

柴田医師:おすすめの治療というのは1つにはあげられなくて、その方のまぶたにの状態にもよりけりですが、瞼板法も挙筋法もそれぞれ特徴があってその人に会っておすすめできると言っていいかなと思います。

柴田医師:糸の太さはさっきお話したようにやはり結び目が目立たない方がいいとか、且つ持ちがいいという観点からいくと、細い、なおかつしっかりした糸というものを選ぶという事がやはりおすすめできるかなと思います。

持ちがよく目立たないという事から細くてしっかりした糸がおすすめ

柴田医師:結び方というのもこれは私の方の工夫の問題なんですけども、挙筋に留める場合はしっかり結びすぎると、締め付けちゃうと腫れが取れにくいし、なんなら下垂を起こす可能性もあると言われていますので、丁度いい適切な結び具合、力の入れ方というのがあります。そういったところはやはりドクターの工夫かなと思って心がけてやっています。

まとめ

くらぬき:先生、二重埋没法の使う糸の種類によって結果が変わるという事がよく分かりました。

柴田医師:なかなか糸の太さについて言及した動画などはないので、より腫れにくい埋没法をお考えの方にお役に立てればと思います。今回の授業はここまで。

くらぬき柴田医師:ありがとうございました。

出演者情報

柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。

著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。

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美容外科医 柴田健了

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