手術をする時に気をつけていることはいくつもあるのですが、その中でもいつも心がけているのが「完全無血オペ」です。
手術ではメスも針も使いますから、当然血は出るものです。
しかし、いくつかの心がけを守れば最小限に抑える、あるいはほぼ全く出血させずにオペを完了させることは可能です。
ちょっと表現は雑ですが、出血させなければだいぶ手術は簡単になります。もちろん解剖などは理解した上での話です。逆にちゃんと正しい操作をすれば手術での出血は抑えられます。
今はネットでも術後すぐの写真とかを見ることができますから、こんなに内出血することがあるのか、と思われることもあると思います。
その中でできる限り出血を抑えた手術を当院では行っています。
著者
美容外科医 柴田健了
医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
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