著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
二重全切開法の経過報告です。
この方は二重全切開の患者さまです。
過去に2回埋没法をなさったけれど、二重の線が薄くなってきたということで全切開を希望されました。
確かにそういった方は何度も埋没法で留め直しするのも大変になってきますので、全切開をご案内することは多いですね。
全切開の場合、永久的に二重でいられるというのがメリットで謳われますが、実際は眼輪筋や眼窩脂肪の処理、重瞼線の組織への固定などちゃんとやらないと二重の線が浅くなることも有り得ますし、逆に組織を切除しすぎたりしていかにも整形した感じの二重になる場合もありますので、しっかりとした手術手技が求められます。
腫れはやはり埋没法に比べて長引きますが、それでも1ヶ月目でだいぶ引いていると言えるでしょう。
さらにここから1~2ヶ月かけて引いていきますのでまた追ってご報告します✨