自力で鼻を高くする方法にはどんなものがあるの?整形方法も紹介

「低い鼻を自力で高くする方法ってあるの?」 「マッサージをしたら鼻は高くなる?」 「鼻の美容整形にはどんな種類があるのか知りたい」 あなたは、上記のようなお悩みを抱えていませんか? 鼻は顔の中心に位置するパーツ。鼻が与える印象は大きく、鼻が低くて悩んでいる方も多いでしょう。 そこで今回は、低い鼻を自力で高くする方法や美容整形の治療内容をご紹介していきます。 低い鼻にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

「鼻を高くしたい」と悩む方は男女問わず多い

自分の鼻の高さが気になっていて、鼻を高くしたいと悩んでいる方は男女問わず多くいます。鼻は顔の中心に位置するパーツで、鼻の高さで顔の印象がガラっと変わってしまうため、鼻の高さにお悩みを抱えている方が多いのです。

・そもそも日本人は鼻が低い傾向がある

日本人の鼻は、欧米人と比べると低い傾向があります。なぜ日本人の鼻は欧米人よりも低い傾向にあるのかは明確にわかっていませんが、進化の過程で低い鼻になったという説が有力です。 日本のような高温多湿な地域に居住している人々は体温調節が難しいため、鼻腔を広くして外気を取り込みやすいよう進化したといわれています。そのため、空気の乾燥している欧米に住んでいる人々の鼻よりも低い傾向があると考えられます。

・「鼻が低い」ってどんな状態?3つの特徴

①鼻筋がキレイに通っていない

鼻筋がキレイに通っていないと、鼻が低く見える場合があります。鼻筋が通らない原因は、両目の間の鼻根部分が低いからです。 鼻根部分が低いと鼻の陰影が薄れ、立体感がないように見えがち。鼻に立体感がないと平坦でのっぺりした印象になってしまい、鼻筋がキレイに通っていないように見えてしまいます。

②小鼻が広がっている

小鼻が横に広がっていると、顔を正面から見たときに鼻全体が横に広がった印象を与えるため、鼻が低く見えてしまう場合があります。 「鼻自体は低くないし鼻を横から見たら高いのに、なぜか鼻が低い気がする…」そんなお悩みを抱えている方は、小鼻が横に広がってしまっているのかもしれません。

③鼻先が丸まっている・尖っていない

鼻先が丸まっており、尖っていないと、鼻の先端に集まる光が多くなり、鼻の高さが低く見えてしまう場合があります。 日本人の鼻は鼻尖(鼻先)の皮膚が厚く、それを支える鼻翼軟骨が柔らかいため、ひしゃげて鼻先が丸みを帯びてしまう傾向にあるのです。 このような状態の鼻は団子鼻と呼ばれることもあり、コンプレックスのひとつとして挙げる方も多くいます。

あなたの鼻は低い?高い?自分の状態をチェックしよう

あなたの鼻が低いかどうかは、以下の3つの方法でチェックができます。 Eラインとは鼻を横から見たときに、鼻先と顎を直線で結んだラインのことです。定規や指を当てた際に、唇が触れなければEラインが美しいといえます。 鼻の高さ以外にも、小鼻を含めた鼻の大きさや目や唇などのパーツ配置、輪郭とのバランスも重要です。小鼻の溝から鼻尖までの長さが、鼻根部分から鼻先までの長さの3分の1程度であれば高さのバランスが取れています。 また、左右の小鼻の幅が目頭から目尻までの長さと同じであれば、鼻の大きさのバランスが整っていると言えるでしょう。 その他、日本人向けに作られたメガネやサングラスをかけた際に、鼻からずれたり落ちたりする場合、あなたの鼻は低い可能性があります。

高い鼻を作り上げる!テクニック不要で簡単なメイク方法

鼻が低くて悩んでいる方は、高い鼻をメイクで作ってしまうのもよいでしょう。ここからは、難しいテクニックが必要ない、簡単なメイク方法をご紹介します。 鼻を高く見せるメイク方法を学び、繰り返し練習すれば、高い鼻を手に入れられるかもしれません。 それでは1つずつ解説していきます。

①ハイライトとノーズシャドウで光と影を作る

ハイライトとノーズシャドウで陰影を作り、鼻に立体感をつけると鼻が高く見えます。手順は以下の通りです。  1. 事前にベースメイクを終わらせておく  2. ノーズシャドウを眉の下から鼻筋に沿って鼻先まで入れ、軽くぼかす  3. 必要に応じて小鼻にもノーズシャドウを入れてぼかす  4. ハイライトを鼻筋に沿って細く入れ、鼻先にも小さな円を描くように入れる  5. 必要に応じてハイライトを目頭と小鼻、頬骨の上にも入れる 人それぞれ似合うハイライトとノーズシャドウの入れ方が異なるため、全体のバランスを見ながらあなたの鼻が一番高く見えるメイクを研究してみましょう。

②赤み・くすみをコンシーラーでカバーする

小鼻に赤みやくすみがあると鼻が大きく見えてしまう場合があるため、コンシーラーでカバーすると皮膚の色が均一になり、鼻が高く見えます。 コンシーラーを赤みやくすみのある部分に塗布し、指で叩き込むようにぼかすとキレイに隠せます。赤みやくすみをコンシーラーでカバーしてからハイライトとノーズシャドウを入れると、より立体的な鼻に仕上がるでしょう。

③ホワイトラインで鼻筋をつくる

パールやラメの入ったハイライトが似合わない方は、ホワイトラインで鼻筋を作ると鼻が高く見えます。真っ白なホワイトラインだと鼻筋だけが浮いてしまうため、肌より少し明るめのコンシーラーなどがおすすめです。 ホワイトラインの入れ方はハイライトと同じで、鼻根部分から鼻先までまっすぐに入れてぼかします。ぼかす際は、横に広くぼかすと鼻筋が太く見えてしまうため、縦に細くぼかすようにしましょう。

自力で鼻を高くする方法|マッサージのやり方とリスクを知ろう

マッサージを行うことで、自力で鼻を高くできる可能性があります。以下でマッサージのやり方とリスクを説明していきます。 マッサージには即効性はありませんが、継続してマッサージをすることで鼻周りのむくみが取れ、鼻が高くなる可能性があります。しかし、マッサージにもリスクがあるため、どんな危険があるのか理解した上でマッサージを行うようにしましょう。 それでは詳しく解説していきます。

血流を改善してすっきりさせる!むくみ解消マッサージ

鼻がむくんでいると鼻が大きくなり、相対的に鼻が低く見えてしまいがちです。マッサージで血流を改善してむくみを取ってあげると、鼻をすっきり小さく見せることができる可能性があります。 小鼻の溝に沿って指を当て軽く圧をかけながら中心に寄せたり、鼻筋に沿って軽く圧をかけながらマッサージするとよいでしょう。

【注意】マッサージは慎重に!肌の負担になるリスクあり

鼻をマッサージする際は乳液やクリームなどの潤滑剤を塗布し、あまり強い力で長時間行わないように注意しましょう。 潤滑剤なしでマッサージを行うと肌への摩擦が生じ、色素沈着や毛穴の開きなどの肌トラブルの原因になってしまいます。 また、早く効果を得たいからと強い力で長時間マッサージを行うのも、肌トラブルの原因になってしまう可能性があります。 鼻のマッサージに即効性はないため、毎日こつこつ取り組むことが大切です。スキンケアと一緒に行うなど、工夫して習慣化するとよいでしょう。

グッズで鼻を高くする方法2つ|気になる効果は?

以下のグッズを使用すると、鼻を自力で高くできるという意見も見聞きします。 グッズを使用したら鼻が高くなるのか、効果が気になる方もいるでしょう。以下では、それぞれのグッズの使い方と効果、注意点について詳しく解説していきます。

①洗濯バサミ・ノーズクリップ|やり方・効果・注意点

洗濯バサミやノーズクリップを使って鼻を高くする方法は、洗濯バサミやノーズクリップで小鼻をはさむだけです。目安として、一日15分~30分程度にしておきましょう。 洗濯バサミやノーズクリップで小鼻をはさむと、横に広がっていた鼻が圧迫によって徐々に小さくなる効果が期待できるという声もあります。 注意点としては、洗濯バサミやノーズクリップで小鼻をはさむ方法に即効性はないため、毎日使用しなければならないということ。また、小鼻を小さくする効果は一時的です。美容外科医としてはおすすめできません。

②鼻プチ・綿棒|やり方・効果・注意点

鼻プチや同じサイズに加工した綿棒を鼻の穴に入れるのも1つの方法です。 鼻プチや綿棒は入れた瞬間から鼻先が高くなるため、即効性があります。しかし、鼻プチや綿棒を取り出すと元の高さに戻ってしまい、継続的な効果はありません。 また、鼻プチや綿棒の効果は鼻先のみのため、鼻を全体で見たときに不自然な印象を与えてしまう可能性があります。 さらに、無理に鼻先を高くするため、人によっては痛みを感じることも。鼻プチや綿棒を入れる際に鼻の粘膜を傷つけてしまい、感染を引き起こす危険性もあるため注意が必要です。

確実に鼻を高くする方法は美容整形|治療内容を紹介!

確実に鼻を高くする方法は美容整形で、以下4つの治療方法があります。 それぞれの治療内容について、詳しく解説していきます。

①鼻専用ヒアルロン酸注射法

鼻専用ヒアルロン酸注射法は、鼻専用のヒアルロン酸を鼻根部分に注入し、鼻筋を希望の高さに変える治療方法です。治療時間は10分程度で切らない整形のため、腫れや内出血はほとんどありません。 麻酔が入っているヒアルロン酸を使用するため、痛みにも配慮できます。また、当院ではアイシングや麻酔クリームなどを使用して注射する際の痛みもあまり感じないように工夫しています。 ヒアルロン酸は硬いものや柔らかいものなど、さまざまなタイプがあります。注入するヒアルロン酸の種類によって持続期間や金額が異なるため、なりたい鼻の仕上がりに合わせて選びましょう。

②プロテーゼ挿入法

プロテーゼ挿入法は、医療用シリコンで作ったプロテーゼ(人工軟骨)を鼻の穴の中から挿入し、鼻根部分から鼻先までの高さを出す治療方法です。治療時間は30分程度で、鼻はあまり腫れませんが、眉間やまぶたが腫れる場合があります。 プロテーゼ挿入法はヒアルロン酸のように吸収されることはなく、希望の高さを維持できます。また、プロテーゼは変形・変質することがないため、半永久的な効果を求める方にもおすすめです。 当院では患者様のご希望に合わせてプロテーゼを作成するため、理想的な高さや形を追求できます。

③鼻尖(鼻先)縮小耳介軟骨挿入法

鼻尖(鼻先)縮小耳介軟骨挿入法は、自分の耳の軟骨を切除し、鼻の穴の中から挿入して鼻先をツンと尖らせる治療方法です。 治療時間は60分程度で、内出血はありますが腫れることはほとんどありません。耳の裏から軟骨を採取するため、傷も正面からは見えず目立ちにくいのもポイントです。 鼻の皮膚は薄いため、ヒアルロン酸注射法やプロテーゼ挿入法で鼻先を高くした場合、皮膚に負担がかかりプロテーゼが飛び出したり、鼻先がへこんでしまったりする危険性があります。 しかし、鼻尖(鼻先)縮小耳介軟骨挿入法では自分の身体の組織を使って鼻先をシャープにするため、アレルギー反応などがなく安全性にも期待できます。

④小鼻縮小

小鼻縮小は、小鼻の付け根を溝に沿って切除・縫合し、小鼻を小さくする治療方法です。 治療時間は30分~40分程度で、腫れや内出血は出にくい治療です。傷は赤みが出ますが、徐々に肌の色に近くなっていき、小鼻の溝に隠れて目立たなくなります。 小鼻の横幅が大きいと鼻全体も横に大きい印象を与えてしまい、鼻の穴も大きく見えてしまいます。小鼻縮小は小鼻の付け根を数ミリ切除して縫い合わせることで、小鼻の横幅を小さくし、鼻全体も小さく見せられるのです。

当院の症例写真を紹介

手術名 鼻尖形成耳介軟骨挿入術(クローズ法)
手術の詳細 耳の軟骨を耳の後ろ側から取り、鼻先の形に合わせて束ね、鼻の穴の中から挿入する方法です。
保険適用の有無 保険適用外
施術時間 60分
手術のリスク 内出血を生じますが、腫れはほとんどありません。 患部以外のシャワーや洗顔、メイクは術後から可能ですが、治療部位を濡らすのは4日後以降となります。 術後7日間は鼻先をテープで固定し、7日後に抜糸を行います。 施術中に痛みを感じることがないよう、麻酔を使用します。
手術の価格 217,800円
鼻を高くする整形の症例写真は、こちらのページからもチェックできます。

よりイメージが湧きやすい!YouTubeからも症例をチェック!

当院では公式YouTubeチャンネルを開設しています。「よりイメージできるような情報が欲しい」という方はぜひ参考にしてみてください。 以上の症例以外にも、美容整形予備校として整形の治療内容や質問への回答などの動画も公開しています。また、院長の柴田も動画に出演しているため、人柄や雰囲気などもお確かめください。

当院に寄せられた鼻を高くする治療についてのQ&A

当院に寄せられた鼻を高くする治療についての質問は、以下の5つです。 それぞれの質問に対して、1つずつ回答していきます。

Q1.鼻を高くする治療はなぜ種類が多いの?

鼻を高くする治療方法に複数の種類があるのは、鼻の構造が複雑なためです。 鼻は1種類の治療を行えば、すべての悩みが解決するということはありません。そのため、あなたの抱える悩みに合わせて、部分ごとに考えながら治療する必要があります。 当院では医師があなたの悩みに合わせておすすめの治療を提案させていただきますので、気軽にご相談ください。

Q2.鼻を高くする治療にはどのようなリスクがある?

鼻を高くする治療には複数の方法があり、治療方法によってリスクが異なります。 ヒアルロン酸注射法であれば、鼻筋が太くなるライオン鼻や鼻根部分が高すぎるアバターのような仕上がりになりかねません。鼻先を尖らせる治療に関しては、鼻に何かを入れると皮膚が薄くなってしまうため、不自然な仕上がりになってしまうリスクがあります。

Q3.術後のダウンタイムは?腫れや痛みはどの程度?

術後のダウンタイムは、治療方法によって異なります。 鼻先は皮膚が厚いため、腫れは目立ちにくいです。しかし、プロテーゼ挿入法では、眉間や目まで腫れる場合があります。4~5日は腫れますが、1週間程度で徐々に腫れは引いてきます。 痛みの感じ方には個人差がありますが、当日に鈍い痛みがある程度であまり長引くことはありません。

Q.4鼻を高くするとどのくらい印象に変化があるの?

鼻を高くすると鼻筋が通り、痩せて見えたり小顔に見えたりする場合があります。また、目頭が寄ったような印象も与えるため、目が近く見えることもあります。 鼻は顔の中心にあるパーツのため、顔の大きさや目の印象といった鼻以外の変化もある整形です。

Q5.傷はどこに残るの?

鼻整形では基本的に見えないところから切るため、プロテーゼ挿入法などでは鼻の穴の中に傷が残り、表面からは見えません。 しかし、鼻尖形成などの大きな手術方法では鼻柱に傷が残ってしまいます。小鼻縮小の場合も小鼻の溝に沿って傷が残ります。 どちらの場合も皮膚のシワに沿って切開するなど、なるべく傷が目立たないような手術を心がけているため、目立つ傷跡が残る心配はしなくてもよいでしょう。

満足できる鼻治療のためにはクリニック選びが重要

満足できる鼻治療を受けるにはクリニック選びが重要なため、鼻治療に大切な5つのポイントをまとめました。 また、当院では「他院再治療外来」も行っているため、他院での治療後にお悩みがある方はご相談ください。

・【院長が考える】鼻治療に大切な5つのポイント

院長・柴田が考える鼻治療に大切なポイントは、以下の5つです。 鼻は顔の中心に位置するパーツのため、その形や高さにこだわりのある方はいるのではないでしょうか。そのため、患者様のお悩みや理想の鼻の仕上がりをしっかり共有し、治療方法を提案する必要があります。 カウンセリングや診察でのヒアリング・説明に時間をかけてくれる医師を選びましょう。

・治療後のお悩みがある方に「他院再治療外来」も行っています

当院では、他院で受けた整形の再治療外来も行っているため、以下のようなお悩みがある方はご相談ください。 他院で受けた整形の形状や経過が悪いのか患者様が気になっているのか、その部分は患者様には判断しにくい部分でしょう。そのため、院長の柴田が実際に診察した上で、再度治療ができるのかどうか判断します。

まとめ:選べる美容整形で鼻の高さの悩みを解消しよう

自力で鼻を高くする方法は、以下の3つがあります。 しかし、マッサージやグッズには即効性はなく、メイクにはメイクアップ効果としての即効性はあるものの持続性はありません。 根本から鼻を高くしたいのであれば、美容整形がおすすめです。鼻を高くする美容整形には以下の4種類があり、あなたのお悩みに合わせて選択できます。 埼玉県川口市と東京都中央区日本橋にあるフェアクリニックでは、多彩な施術ラインナップの中から、あなたのお悩みやご予算に合わせたメニューをご提案します。 日本形成外科学会 形成外科専門医の院長が診察や説明に時間をかけて対応しますので、どのようなことでもご相談ください。 鼻整形についてより詳しく知りたい方は、こちらのページもご確認ください。

著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。

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美容外科医 柴田健了

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