小陰唇は、大陰唇の内側にある柔らかいヒダ状の部分で、膣の入り口を守る役割があります。
大きさや形には個人差があり、思春期以降に目立ってきたり、片側だけが大きくなる方も珍しくありません。
歩くと擦れて痛い、左右差が気になる、においや黒ずみが気になるなど、見た目や違和感に悩む方に向けた治療です。

小陰唇縮小術のメリット

小陰唇の大きさや左右差を整えることで、擦れによる痛みや黒ずみ、においなどの不快感を軽減できます。
ヒダが大きいことで、下着に引っかかる、汚れがたまりやすいといった悩みを感じている方にとって、衛生面や見た目の違和感がやわらぎ、日常生活がより快適になります。

小陰唇のお悩みで多い症状

小陰唇が大きい

小陰唇の大きさや形が目立つように感じる、下着に擦れて違和感がある、座ったときや立ち姿でヒダが前に出る感じが気になる…といったお悩みがあります。

小陰唇が大きい・黒ずみも気になる

小陰唇が下着などと擦れることで、刺激による黒ずみが気になる方もいらっしゃいます。
気になる部分を整えることで、肌のトーンが明るく見えたり、見た目の印象がやわらぐ効果も期待できます。

小陰唇に左右差がある

左右で大きさが異なり、片側だけが気になるというお悩みも少なくありません。
その場合は、片側のみの切除で整えることも可能です。ご希望に応じて、目立たない側に合わせて自然なバランスを目指します。

小陰唇縮小術の施術方法

肥大型

肥大したヒダを切除し、理想の形に形成します。

肥大黒ずみ型

黒ずんだ箇所の切除、希望のサイズに合わせた切除が可能です。

片側肥大型

片側のみ切除し、左右のバランスを整えることも可能です。

ダウンタイム・リスク

小陰唇の上側に位置する「副皮（ふくひ）」と呼ばれる部分が広がって見えることで、ヒダ全体が大きく感じられることがあります。
この副皮を切除することで、見た目の印象がすっきりし、違和感の軽減につながります。

ダウンタイム・リスク

クリトリス包茎（クリトリス包皮切除）

クリトリスの外側には、包皮と呼ばれる皮膚があり、個人差によってクリトリス全体を覆っていることがあります。
この状態を「クリトリス包茎（ほうけい）」と呼びます。
包皮がかぶっていることで分泌物がたまりやすくなり、においが気になることもあります。
また、包皮がかぶることで刺激を感じにくくなったり、動きが制限されて違和感につながる場合があります。

クリトリス包茎術の施術方法

クリトリス包皮切除

クリトリス（陰核）は、通常包皮によって適度に保護されています。
クリトリス包皮切除では、清潔を保ちにくい、刺激を感じにくいといったお悩みに対して、余分な皮膚を丁寧に整えます。
必要な範囲のみを調整することで、ポケットのような構造が浅くなり、衛生面での不快感が軽減されます。
また、人によっては刺激が伝わりやすくなり、感覚の変化を感じることもあります。

ダウンタイム・リスク

大陰唇縮小

大陰唇は、太ももの付け根と小陰唇の間にある部分で、個人差はありますが、皮下脂肪によってふくらみのある形状をしています。
このふくらみは、内側の生殖器や尿道口を保護する役割も果たしていますが、年齢や体重の変化、出産や外傷の影響などで、しわやたるみ、左右差が気になることがあります。
ふくらみやたるみによって、下着とのこすれや蒸れが起こりやすくなると、肌荒れやにおいなどの不快感につながることもあります。

大陰唇縮小の施術方法

大陰唇のふくらみやたるみが気になる方に対し、余分な皮膚や脂肪を整える手術です。
年齢とともに進行することもあり、下着に違和感が出たり、座ったときにこすれて痛みを感じるといった悩みの解消を目的としています。
見た目だけでなく、日常の快適さを大切にした治療をご提案しています。

ダウンタイム・リスク

膣縮小手術（外科的処置）

膣内の粘膜を一部切除し、ゆるみの原因となる筋肉を中央に寄せて縫合することで、内腔をしっかりと引き締めます。
広がった膣の入口部分も整えることができ、見た目と機能の両方に対応可能です。
外科的なアプローチにより、効果の持続性が高く、再発予防にもつながります。

ダウンタイム・リスク

膣ヒアルロン酸注入

加齢や出産の影響で、膣内の粘膜にハリがなくなり、広がったような感覚になることがあります。
この部分に高分子ヒアルロン酸を注入することで、内側からふくらみを補い、膣まわりの違和感がやわらぐこともあります。
注射による治療のため、身体への負担が少なく、忙しい方でも受けやすいのが特徴です。

ダウンタイム・リスク