美容コラム

埋没法の腫れを早く治す方法を術前・術中・術後に分けて徹底紹介!

「埋没法の腫れを早く治す方法ってあるの?」「手術前は何に気をつければいい?」「腫れを早く治すサプリってある?」など、埋没法を検討した際、術後にどの程度まぶたが腫れるのか気になる方は多いのではないでしょうか。

ダウンタイムがあることを理解した上で手術を決意したとしても、できるだけ早く腫れを治したい方がほとんどでしょう。

今回は、埋没法の腫れが強く出やすい方の特徴や、早く引く方法を術前・術中・術後のタイミングに分けてご紹介します。

埋没法の腫れは「血液の循環を抑制する」ことが早く治すポイント

埋没手術後の腫れを早く引かせるポイントは、血液の循環を抑制することです。

プチ整形とはいえ、埋没法を受けた場合、身体に傷ができます。そのため、患部には炎症反応が起き、腫れや痛み、熱感が出るのです。この炎症反応に対して、血流を悪くすることで血管の拡張を防ぐと炎症の範囲を広げずに済みます。

氷などでアイシングする以外にも、血行が良くなる行為を避けると早く腫れを引かせられるため、できる限り実行すると良いでしょう。

さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

埋没とはどんな二重整形方法?メリット・デメリット・症例・値段を紹介

埋没法の腫れを早く治す方法をタイミング別に紹介!

埋没法の腫れを早く治す方法は、手術前・手術中・手術後のタイミングで異なります。それぞれのタイミングに適した方法をご紹介します。

手術前|埋没法の腫れを早く治す方法5つ

①自分に適した二重幅にする

手術前のカウンセリングで、希望の二重幅を医師に伝えてデザインを確定します。その際に、あまり欲張って二重幅を広く設定すると、埋没手術後に腫れが出やすくなってしまう場合があります。

二重幅を広くするためには、狭い幅と比較してまぶたの奥に針を通さなければなりません。そのため、皮膚の厚みがある部分を糸ですくい上げると腫れやすくなります。

術後の腫れの程度も含め、カウンセリングで希望の二重幅について相談すると良いでしょう。

②むくみが起きづらい食事を心がける

術後の腫れを抑えるためには、手術の2〜3日前からむくみが起きづらい食事にしておきましょう。具体的には、アルコールや塩分・糖質・脂質の多いものがむくみやすい食事に該当します。

アルコールや塩分・糖質・脂質の多い食事を摂取すると身体に水分が溜まりむくむため、術後に腫れやすくなってしまいます。そのため、前日はできるだけカリウムを多く含む野菜などを積極的に摂取すると良いでしょう。

③目に負担をかけるアイプチやメイクはしない

術前から、まぶたに負担のかかるアイプチは控えておく方が良いでしょう。アイプチを行うとまぶたに負担がかかり、皮膚が荒れてしまう恐れがあるためです。

また、アイメイクも可能な限り薄くしておくと、ゴシゴシ擦らずにメイクを落とせるため、まぶたへの負担を減らせます。

④腫れ対策をしている医院を選ぶ

埋没法を受けるクリニックがどのような腫れ対策を行っているのか、事前に確認しておくことも大切です。

埋没法には「挙筋法(きょきんほう)」と「瞼板法(けんばんほう)」があり、手術の方法によって腫れやすさが異なります。しかし、どちらの方法にもメリット・デメリットがあるため、手術方法に関してはカウンセリング時に相談するのがおすすめです。

また、麻酔時の針の太さや、注入のテクニックによっても腫れや痛みの程度は異なります。

その他にもサプリメントや漢方などを処方してくれる医院もあるため、事前に確認しておきましょう。

⑤確かな技術の医師に依頼する

埋没法の術後にどの程度腫れるのかは、執刀医の技術に左右されます。

埋没法はまぶたに糸を通し、結ぶことで二重をつくるため、糸を結ぶ際の力加減で腫れや仕上がりに差が出ます。そのため、埋没法の経験が多く、技術力の高い医師を探すのも大切です。

執刀件数や症例写真以外にも、形成外科専門医などの資格も確かな技術力の医師を見極めるポイントといえるでしょう。

手術中|埋没法の腫れを早く治す方法

①まぶたの力を抜いてリラックスする

手術中はなるべくまぶたに力を入れず、リラックスして過ごすよう心がけましょう。

埋没法は部分麻酔で意識のある状態で行うため、手術への恐怖からどうしてもまぶたへ力が入りがちです。しかし、まぶたに力が入った状態で手術を受けると、術後の腫れや内出血につながる恐れがあります。

そのため、手術中は手を握るなどして、まぶたの力を抜くと良いでしょう。

②医師の指示に従う

手術中「まぶたに力を入れない」「下を見る」などの指示が医師からされる場合があります。その際は、落ち着いて医師の指示に従いましょう。

医師の指示に従えば手術がスムーズに進み、手術時間も長引きません。手術がスムーズに進めば術後の腫れの軽減につながり、患者さまの緊張も短く済むため、医師の指示に従うようにしましょう。

手術後|埋没法の腫れを早く治す方法4つ

①アイシングで患部を冷やす

手術後はまぶたを氷で冷やしましょう。患部への血流が良い状態が続くと腫れが強く出やすいため、冷やすことで炎症を抑えます。

アイシングの方法は、氷と少量の水をビニール袋に入れてタオルで包む、もしくは、小さい保冷剤をタオルに包んで、そっとまぶたに当てます。

アイシングは5分を目安に、長時間冷やし過ぎないように注意しましょう。腫れを出したくないからと長時間アイシングを行うと、肌への負担が大きくなってしまうためです。アイシングは1回につき5分、まぶたの感覚がなくならない程度にこまめに冷やしてあげると良いでしょう。

②処方された薬をきちんと使用する

医師は必要性を判断した上で薬を処方しています。個人の判断で薬を使用しない、もしくは間違った方法で使用した場合、腫れが引くのに時間がかかってしまう恐れがあります。

そのため、クリニックから処方された薬は、必ず医師の指示通りに使用しましょう。

③枕を高くして就寝する

睡眠時はいつもより枕を高くしておくのも、腫れにくくするために有効な方法です。心臓より患部の位置が低くなると、血流量が増え、腫れが出やすくなってしまいます。

そのため、頭を高くしておくことが重要です。横になるよりはなるべく座って過ごす方がおすすめですが、就寝時は枕を高くし、頭の位置を心臓よりも高くするよう意識しましょう。

④外出時は紫外線対策を行う

術後に外出する際は、紫外線対策も忘れずに行いましょう。手術後のまぶたは紫外線のダメージを受けやすいため、傷口の治りに影響を与えてしまう恐れがあります。

サングラスやUVカット機能のついたメガネ、帽子や日傘などを使用しての外出をおすすめします。

逆効果!埋没法の腫れを長引かせてしまう行動とは?

術後すぐに患部を温める

埋没手術後にすぐまぶたを温めてしまうと、腫れや内出血が強く出てしまう恐れがあるため、やめておいた方が良いでしょう。

患部を温めることによって血行が良くなり、腫れや内出血の悪化につながってしまうため、術後はまぶたを冷やすと腫れが引きやすくなります。

汗をかくような激しい運動

汗をかくような激しい運動も、全身の血流を良くするため、埋没後の腫れが長引く恐れがあります。

また、汗をかくことでまぶたの傷口へ菌が感染するケースもあります。そのため、手術後1週間程度は汗をかくような運動は控え、患部も清潔に保つように心がけましょう。

塩分の濃い・辛い食べ物を摂取する

術後の食事内容によっても腫れが長引くことがあるため、塩分の濃い物や辛い物は控えた方が良いでしょう。

また、早く腫れを引かせるために使用したい塗り薬やサプリメントがある場合は、必ず担当医に確認するようにしましょう。

埋没法の腫れを早く治す方法に関連する質問

ここからは、埋没法の腫れを早く治す方法に関するよくある質問を6つ紹介します。

Q.埋没法の腫れが続く期間はどれくらい?

埋没法で二重まぶたの手術をした場合、個人差はありますが3〜7日間程度は腫れる可能性が高い傾向にあります。

術前にシミュレーションした理想の二重になるのは、1カ月ほどかかります。

さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

二重埋没法のダウンタイムの不安解消!期間・過ごし方・短くする方法

Q.埋没法で腫れやすい人の特徴は?

埋没法でまぶたが腫れやすい人の特徴は、以下の3つです。

  • まぶたに厚みがある・脂肪が多い
  • むくみが起きやすい
  • アレルギーを持っている

まぶたに厚みや脂肪がある場合、まぶたが薄い人に比べて腫れが出やすくなってしまいます。また、体質的にむくみやすい方も、術後にまぶたがむくみやすい傾向があります。

アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーがある方は、免疫が反応しやすく、腫れる可能性が高い傾向にあります。また、アイプチなどの使用によってまぶたの皮膚がかぶれている方も腫れが出やすいため、手術当日までに完治させておきましょう。

Q.埋没法で腫れる原因とは?

埋没法で腫れる原因は、主に以下の3つです。

  • 糸を結ぶ箇所が多い・結ぶ力が強い
  • 幅の広い二重
  • 麻酔の影響

埋没法はまぶたの皮膚に針と糸を通し、糸を結ぶことで二重をつくります。そのため、希望の二重幅が広い方や埋没が取れないようにしたい方は、糸を結ぶ箇所が多くなったりきつく結んだりすることで腫れが出ます。

埋没手術を受ける場合、痛みを感じないようにするため必ず麻酔を使用します。麻酔液をまぶたに注入するため、物理的にまぶたが腫れてしまうのは仕方がありません。クリニックによっては針の細さや麻酔液の量を調節してくれるところもあるため、気になる場合はカウンセリング時に相談してみると良いでしょう。

Q.アイシングに使うのは冷湿布や冷却シートでも良い?

術後の腫れを早く引かせるためには、氷や保冷剤などで必ずアイシングしましょう。

冷湿布や冷却シートは気化熱によって皮膚表面の温度を下げ、冷感効果で冷えているようには感じますが、患部を冷やして血流を抑える効果はありません。そのため、効果的にアイシングできません。

Q.手術後のアイシングはいつまで続けたらいいの?

手術後のアイシングは5日程度にしておきましょう。

術後すぐは、血流の循環を抑制して腫れにくくするためにも冷却した方がベターです。しかし、ある程度腫れが落ち着いてきてからは、患部の回復を促進させる必要があります。血行を良くし栄養を届けるために、アイシングは5日程度で終了させましょう。

Q.サプリで腫れを早く治すことはできる?

術後の腫れを早く治すために、サプリは必須ではありません。栄養バランスの良い食事を摂取していれば、基本的には問題なく患部の治癒が見込めます。

クリニックによっては腫れを早く治す効果が期待できるサプリメントも販売しているため、気になる方はカウンセリングや術後の検診時に相談すると良いでしょう。

まとめ:術後の腫れは血流を鈍らせることで抑えられる

埋没法の術後は、全身の血流を鈍らせることで炎症反応が患部の周囲に広がるのを防ぎ、腫れを早く引かせる効果が期待できます。氷・保冷剤でのアイシングを行い、血行を良くする行為は避けると良いでしょう。

血流を鈍らせる行為は患者さま自身の努力で行えますが、術後にどの程度腫れるかは執刀医の技術に左右される部分でもあります。そのため、埋没法の経験が多く、技術力の高い医師を探すのも大切です。

フェアクリニックの柴田院長は、日本形成外科学会認定の形成外科専門医の資格を取得しています。形成外科専門医は厳しい審査基準をクリアしなければ取得できないため、クリニック選びの判断材料にしていただければ幸いです。

腫れにくい埋没法をお探しの方は、確かな技術力のあるフェアクリニックのカウンセリングへお越しください。

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