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【医師が解説】腹部の脂肪吸引のダウンタイム、傷跡について
目次
出演者情報
柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。
くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。
てんP:マスコットキャラ兼プロデューサー。
脂肪吸引について実際の症例を見ながら解説
柴田医師:こんにちは。フェアクリニック院長の柴田です。
くらぬき:秘書のくらぬきです。
てんP:天の声のプロデューサー、てんPで〜す。さて、今回は脂肪吸引スペシャルみたいに今回なってますけれども、お腹でですね、非常に効果が出た方の症例を紹介するとともにですね、実際、脂肪吸引したあとの傷ってどうなんだよ?傷がキレイって言うなら、どんな工夫してんのよ?ということで、脂肪吸引の効果と先生が気をつけている点と、そういう部分でお話をしていければと思います。
腹部の脂肪吸引
てんPまず先生、カニューレ、管を挿した箇所、この人は腹部の脂肪吸引ですね。
柴田医師:まあお腹の脂肪吸引をする場合は、僕の場合は両脇腹に2箇所ずつ。これはもうクリニックよっても、先生によって色々あって、おへそを切る先生もいるみたいですね。僕はこっちの方が安全なので。
てんP:こっちの方が安全?
柴田医師:おへそだと、おへそっていうのはすぐ下が腸なんで、たまに事故があるじゃないですか。多分こっから入れてるんだと思うんですよね。
おへそから吸引する場合は腸を突き破ってしまう事故が起きるリスクがある
てんP:はい。腸を突き破ってみたいな、事故ですね。キャップが付いてるんで、それをアップにしたのが右上なんですけれども…
柴田医師:吸引っていうのはカニューレ、鉄の棒を何回も往復させるものなので、簡単に言うと傷をずっとこすってるような状態。
てんP:なるほど。はい。
柴田医師:皮膚ずっとこすってると、痛みますし、傷が少し目立ちやすいと。それにならないようにガードを付けて、という状態です。これもその一つなんですけれども、これを皮膚に取り付けて、こう通すと。通るように出来てる。それをこうすることで、ここで、摩擦を受け止めてくれるので、皮膚が傷まないと。
腹部の脂肪吸引1ヶ月後
んP:下のおへその両脇に赤い丸が付いてますが、これが1ヶ月後の傷ですね。
柴田医師:これなんとなくずれてますけど、これ一応わざとちょっとずらすと。ここ揃えてると機械的になんか、手術したっぽいんですけど。
てんP:なるほど。
柴田医師:ずらしてる方がそう見えにくいという。
てんP:確かに、くらちゃん虫刺されっぽく見える感じだね。
くらぬき:そうですね。
柴田医師:なので、これわざとです。
脂肪吸引のデザインについて
てんP:脂肪吸引のデザインですね。上腹部、いわゆるおへそから上の部分と、下腹部、おへそから下の部分、これもつまんで、脂肪量を測っている。
柴田医師:お腹の場合は、内臓脂肪と皮下脂肪が両方あって、やっぱり皮下脂肪がどれぐらい集めようかっていうのがミソなので、ここをちゃんと測りながらデザインするのが大事かなと思います。
お腹の場合は皮下脂肪がどれくらいあるかが重要なのでつまんで測っている
てんP:お腹でだいたいどれぐらいとれるものなんですか?
柴田医師:500ccから、多かったら1000ccぐらいの間じゃないですかね。
てんP:取った量で、成功みたいな感じになると、危険伴うわけですよね。
柴田医師:それは体格とかね、ありますので、厚みがどれぐらい残ってるか、調べながらとっていく。
てんP:なるほど。
柴田医師:もう一つはまぁ、たるみが生じても、お腹の場合は取りすぎてたるむということが起こりうる場所なので、それも見ながら取っていく。
お腹の場合、脂肪を吸引しすぎると、たるむ可能性がある
てんP:くらちゃん、これまで脂肪吸引の患者さんで、他所で受けた方で、脂肪吸引されすぎて、ちょっとこうシワシワになってるような方って見たことある?
くらぬき:あります。水分がもう皮膚にないでですね。
てんP:おばあちゃんの皮膚みたいな感じで、シワシワとして。全然まだ若い、30代ぐらいの人で、そういう人がいて、今度はそっちが気になっちゃうっていうのがあるから、それは注意が必要ですね。これが取った脂肪ですね。
柴田医師:これはあの、脂肪と注入した生理食塩水等、吸引するために必要な液体、なんですけど、その吸った量で残りこう浮いてるのが脂肪なので、750ccぐらいですね。この方で取れてます。
てんP:なるほど。まあまあ取れましたよってことですね。はい。
脂肪吸引の治療経過
てんP:脂肪吸引を750cc取ってもらった方の、お写真を並べてみました。上段が、左から治療前、3日後、7日後、一番右が一ヶ月後。この方一ヶ月後までしか来られていないので、それでこれはまだむくみがあって、サポーターのあとでちょっと凹凸があるんですね。
柴田医師:そうですね。それはありますね。
てんP:はい。下側は、左側から斜めのですね上腹部下腹部撮ったところ、右が一ヶ月後。左から3番目の写真が、真横から撮った治療前の状態。一番右が真横から撮った一ヶ月後の状態です。くらちゃんどうでしょう?
くらぬき:すごい効果出てますよね。
てんP:結構根こそぎ脂肪吸引って感じですけれども。
くらぬき:実際もすっごいくびれが出来てたんですよね。
てんP:これじゃあ先生もう、とれる適量ですか?
柴田医師:20代の方なので、そんなに下がるのは気にしないんですけど、ちょっとこれぐらい出てるとやはり、気をつけてとった方がいいかなと思います。
てんP:なるほど。若くてもやっぱりたるむ、可能性があると。
柴田医師:ないこともないと思います…
てんP:こっちから見てると上段のですね、左側、左上の治療前のウエストと、右側の一ヶ月後のウエストが、まあくびれてる。これ皆さんあの、加工一切なしでございますので、何もいじってないです。はい。
くらぬき:一ヶ月でこの結果が出てるってすごいですよね。まだむくみとか…
柴田医師:そうですね。
くらぬき:サポーターでのデコボコ感はありますけど…
脂肪吸引した隙間がどのくらいで埋まる?
てんP:こっからまだ先生、締まっていって、いわゆる脂肪吸引した隙間って、どれぐらいで埋まるものでしょう?
柴田医師:3ヶ月ぐらいですかね。
てんP:3ヶ月ぐらい。上段の真ん中の2枚の写真っていうのは非常に痛々しいんですけど、やっぱりこの時は痛みが…?
柴田医師:そうですね。筋肉痛みたいになるっていうね、仰ることが多いと思います。
てんP:傷跡は、一ヶ月後の状態をそうやって今先生さしてくださったように、ちょっと虫さされっぽい感じというか、やがてそれはもうほぼ分からなくなりますかね?
柴田医師:ほぼ分からなくなる。
男性が脂肪吸引する場合
てんP:はい。くらちゃんこの結果を見ると、てんPも考えちゃうんですよね、脂肪吸引。49歳になる、男性。
柴田医師:女性とね、男性はだいぶ、脂肪のつき方が違うので…
てんP:あー…
くらぬき:男性の適用になることって、少ないですか?お腹は…
柴田医師:そんなにないですね。
てんP:普通は、やったとしてももうほぼ変わらない?
柴田医師:はい。
てんP:そうですか。
柴田医師:取った感じ、あんま効果の実感が、そんなないんじゃないですか…
てんP:この写真の方のような、ウエストにはなれない、私…?
柴田医師:そうですね。
くらぬき:じゃあ男性の場合だと、運動を頑張って内臓脂肪を減らした方がいい?
柴田医師:それがいいと思います。食事を気をつけて。
まとめ
てんP:結果、脂肪吸入ですけれども、まず傷をキレイにするためにキャップを使って、傷をこすらないようにするということが一つ。それで、だいぶ傷跡はキレイになるということと、しっかり取るっていうのが大事。でこの方は一ヶ月後の状態までしか来院されてないので、ちょっと凹凸があるんですけれど、これはむくみに対してサポーターでぎゅうぎゅうに締めてるから、こういうふうになってるのであって、これ後1ヶ月2ヶ月もすると、大分なめらかになってる。
柴田医師:なるでしょう。
てんP:これはもう、手術の症例としては大成功、ですね。今回は、脂肪吸入について伺いました。ありがとうございました。
柴田医師:くらぬき:ありがとうございました。