アートメイクの後のMRIは受けても大丈夫？やけどや変色の危険は？

• 2023/07/31
• カテゴリー： アートメイク
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アートメイクは、美しいメイクアップ効果を長期間維持できることから人気の美容施術です。しかし、アートメイクを検討している方の中には、MRI検査や衛生面の問題などについて不安を抱いている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、アートメイクの施術後にMRI検査は受けられるのかについて詳しく解説します。また、アートメイクの種類や当院の治療方針、料金などについても紹介します。アートメイクを検討している中で、MRIやCT検査を受ける可能性があり不安に思う方は、この記事を参考にしてください。

アートメイクはどんな施術？

アートメイクは、美しい仕上がりを持続させるために、特殊な針を使用して皮膚に色素を注入する美容施術です。人気の高いアートメイクの施術箇所には、眉毛、唇、アイラインがあります。施術は医療機関や専門のクリニックで行われ、施術前にカウンセリングを受け、個々の希望やニーズに合わせたデザインが決められます。

水に濡れても薄くなったり取れたりしないため、海やプールの時期でも安心して楽しめるでしょう。アートメイクは、忙しい日常でもメイクの手間を省き、いつでも美しさを保つための人気の施術方法です。

アートメイクをするとMRI検査が受けられなくなると言われる理由

一部のアートメイクで使われているインクの中には、酸化鉄が含まれているものも存在します。近年クリニックなどで使われているのは安全性の高いものがほとんどですが、海外やクリニック以外で受けたアートメイクは安価でインクの質が低く、酸化鉄が多く含まれるものを使用しているケースも。

MRIは強力な磁場を使用して体内の組織を撮影する検査であり、金属が反応して熱を持ってしまうため、検査結果に影響を及ぼす可能性があります。また、金属が熱を持つことによってやけどのリスクも考えられるでしょう。

MRIの装置が故障してしまう危険性もあり、MRI検査に金属はタブーとされています。MRI検査を予定している場合は、アートメイク施術前に医師と相談し、適切な判断を行うことが重要です。

アートメイクをすると実際にMRI検査はできないの？

アートメイクを検討している方の中には、MRIが受けられなくなってしまうとの噂が気になる方も多いのではないでしょうか。実際にアートメイクがMRIやCTなどの検査にどのような影響があるのか解説していきます。

実際はMRI検査を受けても大丈夫なケースがほとんど

アートメイクを施した人でも実際にはほとんどの場合、MRI検査を受けることが可能です。クリニックで使われるインクは酸化鉄のような金属を含んでおらず、MRI装置に影響を与えることはありません。

したがって、通常のアートメイクを施されている方は、MRI検査を受ける際に特別な制限を受けることはありません。ただし、10年以上前に施術されたアートメイクやクリニック以外で施術を受けたもの、海外で受けたアートメイクに関しては安全性が保障されていないため、やけどや変色のリスクがあります。

アートメイクを受けるなら、アメリカのFDA認可を受けたインクや、「MRI SAFE」の表記がある安全性の高いインクが使われているか確認しておくことが重要です。

【注意】インクの種類によってはやけどや変色のリスクがある

アートメイクで使用されるインクの種類には注意が必要です。特に安価なインクや質の低いインクを使用した場合、MRI検査を受けるとやけどや変色のリスクがあります。

皮膚への刺激やアレルギー反応も起こる可能性があるため、信頼性の高いクリニックや専門家に相談し、安全性の確保されたインクを選ぶことが重要です。アートメイクを受ける前には、使われているインクに関する情報をしっかりと確認しましょう。

MRIを問題なく受けられるインク

アートメイクに使用される特定のインクは、MRI検査を受ける際にも問題なく使用できます。これらのインクは金属の含有量が少なく、MRI装置へ影響を与えることはありません。

安全性の高いインクを判断する方法として、アメリカのFDAやヨーロッパのCEという機関が認可したものかどうか確認しておくと安心です。安全性が確認された特殊なインクを使用することで、アートメイクを施した状態でもMRI検査を受けられます。アートメイクを検討している方は、クリニックや施術者と相談し、MRI対応のインクを選ぶようにしましょう。

MRIを受けられないインク

一部のアートメイクに使用される特定のインクは、MRI検査を受けられない可能性があることを留意しておきましょう。これらのインクは金属成分の含有量が多く、MRI装置と相互作用する可能性があるため、検査結果の正確性や安全性に影響を及ぼす可能性があります。また、軽いやけどやアートメイクが変色してしまうケースも。

MRI検査を将来的に予定している方は、アートメイクを施した箇所のインク成分について詳細な情報を知っておく必要があります。適切な判断を行うためには、医師や施術担当者へインクの種類について確認しておくと良いでしょう。

アートメイク後にレントゲンやCT検査はできない？

アートメイクを受けるとレントゲンやCT検査が制限されるといった声も耳にします。MRIと同様に、金属製の物質に装置が反応してしまう恐れがあるからです。

アートメイクに使用されるインクが検査結果に影響を及ぼすケースもありますが、アートメイクで使用するインクに含まれる金属は非常に少ないため、レントゲンやCT検査においては影響はほとんどないといわれています。

ただしこれらの検査を予定している場合は、アートメイクを施した箇所や使用されたインクの詳細を念のため医師に報告しておくのがおすすめです。

アートメイク後にMRI検査を受けるときの注意点

アートメイクを受けた方がMRI検査を受ける場合、注意しておきたいポイントがいくつかあります。ポイントは以下の通りです。

アートメイクを受けたクリニックに使用染料の種類を確認する

アートメイクを受けた後、MRI検査を予定している場合は、アートメイクを施したクリニックに使用されたインクの種類を確認することが重要です。一部、酸化鉄のような金属性の物質を含むインクはMRI検査結果に影響を与える可能性があるため、安全なインクを使用していることを確認する必要があります。

安全性の高いインクなら金属の含有量が非常に少ないため、MRI検査での影響はほとんどありません。クリニックの医師やスタッフに対して、MRI対応のインクを使用しているかどうかを確認し、検査の制限やリスクについて十分に理解しましょう。適切な染料を使用することで、安全かつ正確なMRI検査を受けられます。

検査時にアートメイクをしていることを申告する

MRI検査を受ける際には、検査前に技術者や医師にアートメイクをしている旨を申告することが重要です。アートメイクは検査結果に影響を及ぼす可能性があるため、正確な診断を行うためには、検査時にアートメイクの存在を申告しておく必要があります。

FDA認可の安全性が高いインクを使用していても、やけど・変色のリスクはゼロではありません。また、MRI装置の種類によっても金属への反応レベルが異なる可能性もあります。

検査の前には、アートメイクの箇所や使用されたインクについて詳細を申告しておきましょう。これにより、検査結果の正確性や安全性を確保できます。

アートメイク後のMRI検査に関する当院の方針

当院のアートメイクでは安全性の高いインクを使用していますが、金属製の物質は微量ながら含まれています。しかし、MRIの検査結果や検査による人体への影響はないことがほとんどです。それでも不安に感じる患者さまには、アートメイク施術を受けてから2カ月以上空けて検査を受けるようおすすめしています。

患者さまがMRI検査を受ける場合は、アートメイクを施した箇所と使用されたインクについて詳細な情報を提供し、安心して検査が受けられるような方針を取っています。

アートメイクの当院の治療方法と料金を紹介

当院でのアートメイクメニューと、料金についてご紹介します。アートメイクの施術を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

眉のアートメイク

眉の形や濃さをカウンセリングでじっくりと相談しながらカスタマイズし、美しく自然な仕上がりを追求します。眉タイプは以下のようなパターンから選ぶことが可能です。

• 2D（パウダー）…パウダーで眉を描いたような平面的かつ全体的に色味の入る仕上がりで、グラデーション法とも呼ばれる

• 3D(毛並み)…毛並みを1本1本描いて仕上げるため、2Dよりもナチュラルですっぴんになじむ

• 4D（毛並み＋パウダーのコンビネーション）…2Dと3Dを合わせて仕上げるため、メイク後のような立体的な仕上がり

リップ（唇）のアートメイク

唇の形や色をトレンドや個人の希望に合わせて美しくデザインし、自然な仕上がりを追求します。施術直後は濃い色味のリップをつけたような仕上がりですが、時間の経過で徐々に素肌へなじんでいきます。すっぴんの状態でも血色の良い唇をキープでき、顔全体が明るい印象になるでしょう。食事の後でもリップを塗り直す必要がありません。

アイラインのアートメイク

アイラインの形状やラインの太さを細かく調整し、目元を引き立てる美しい仕上がりを目指します。目元の形状によってアイメイクがにじみやすい方や、普段からサウナやプールに通っている方におすすめです。

当院はフェアな価格で良質な治療の提供に取り組んでおります

当院は、アートメイクを含むあらゆる治療において、フェアな価格設定と高品質な施術の提供に取り組んでいます。私たちは患者さまのニーズと予算を考慮し、透明性のある誰にでもわかりやすい価格体系でアートメイクを提供しています。

また、私たちは経験豊富な形成外科専門医による監修のもと、アートメイク専門の認定看護師による丁寧な施術と、最新設備の導入や衛生管理に徹底的に取り組んでいます。

施術の料金には、カウンセリング、施術、アフターケアや麻酔代までが含まれており、追加の費用は一切ありません。無理な勧誘や不要な化粧品などの販売もしていないため、美容クリニックが初めての患者さまにも安心して来院いただいている実績があります。

患者さまの安全と満足度を最優先に考え、常に最高水準のアートメイクを提供しています。美容クリニックが初めての方も、ぜひご来院ください。

アートメイクに関するQ＆A

ここではアートメイクを検討している方に多く見受けられる疑問について、解説していきます。

感染症など衛生上の問題はないでしょうか？

アートメイクに関連する感染症や衛生上の問題について、厚生労働省はアートメイクを医療機関でのみ行える施術と定めています。当院では厳重な対策を取っており、アートメイクの施術では使用する器具や材料を徹底的に滅菌し、施術環境を清潔な状態に保つよう努めています。

また、専門のスタッフが衛生管理を担当し、衛生基準とガイドラインに従って施術を行っています。患者さまの安全を最優先に考え、感染症や衛生上のリスクを最小限に抑えるために、私たちは細心の注意を払っています。

一度アートメイクを施すとどのくらいの期間もちますか？

アートメイクの持続期間は個人差がありますが、一般的には1〜3年程度です。施術された部位、個人の肌質や生活環境によっても異なる場合があります。時間の経過とともに色素が薄れていくため、定期的なメンテナンスやリタッチが必要です。

当院では、アートメイク後のケアやメンテナンスについてもご説明し、患者さまのアートメイクの美しさや持続性をサポートしています。持続期間に関する具体的な内容は個人差によるところも大きいため、カウンセリング時に詳しくご説明いたします。

まとめ：アートメイクをしていてもMRIは受けられることが多い！

アートメイクを受ける際には、一部の染料によってMRI検査が制限される可能性があることや、衛生管理の重要性に注意が必要です。しかし多くの場合、適切な染料を使用すればMRI検査は問題ありません。

当院では、フェアな価格設定と高品質な治療を提供し、患者さまの安全と満足度を最優先に考えています。アートメイクを検討している方は、ぜひフェアクリニックのカウンセリングにお越しください。専門のスタッフが丁寧に対応し、最適なアートメイクのプランをご提案いたします。美しさと安全性を兼ね備えたアートメイクを実現するために、ぜひ当院をご利用ください。