著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。萩原:てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。
くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。 週末うめこ:チャンネル登録者2万人以上の美容系YouTuber。 かこさん:今回の患者様。眉下リフト希望(57歳女性)
柴田先生:確かにぱっと見で眉下リフトの適用かなという感じはあります。こういう二重のラインになるようにする。元々こういう二重の線だったんじゃないかと。それが年々下がってきた。それを戻す。眉の下が長くなったので、眉下を切ることで上がる。眉下リフトは比較的新しい手術。昔はこっち切ってたんですよ。
週末うめこ:そうなんですか。
柴田先生:ここ切って縫うとたるみは取れるんですけど、厚ぼったい部分が乗った作った目みたいになるので、眉下で切ると傷があまり目立つことなく自然に引き上がる。左のまぶたも同じ。こっちは外側がかぶってる。どっちかというと右のかぶりが強いかな。バランスを見て上げる。あと開けるのが楽になりますよね。
萩原:ここ2人(週末うめこ、萩原)は眉下切開組なので。すごく実感してるので…楽。
柴田先生:よい適用なんじゃないかと思います。
週末うめこ:急に!?
萩原:コストパフォーマンスのこともちょっと間に入れながらですね。
柴田先生:テレビショッピング…?
週末うめこ:糸は何色ですか?
柴田先生:黒です。
週末うめこ:ちょっと目立つ感じですね。大丈夫ですか?
かこ:休みを取ろうかなと思ってるので。
柴田先生:抜糸は手術後の1週間目です。
週末うめこ:顔の洗顔は何日目からできるんですか?
くらぬき:1週間は濡らさないようにお願いしてるので。そこを外していただければあとは洗顔は可能です。顔の下とかは。
萩原:髪の毛に関しては、頭を後ろに下げてザーっと流しながらっていう風にやってました。
週末うめこ:私それ言われてやってみたんですけど、全然濡れるから。
柴田先生:本当は術後48時間以降は濡れていいです。
週末うめこ:私濡らしてました。「大丈夫でしょ」と思いながら。
柴田先生:触ることで傷が開くことはまずないんだけど、何かあったら嫌だなっていう説明なんですよ。最初だけ気をつければ、あとは濡れても大丈夫です。昔の話ですけど、アメリカなんかは胃がんの手術をしても、3日目からテープなしなんですよ。
くらぬき:傷の治りに影響はない?
柴田先生:しないですよ。外からバイ菌が入ることはまずない。切って縫ったから膿むんじゃなくて、膿んだ場合は最初から皮膚に問題がある可能性が高い。
週末うめこ:ちなみに、何mmくらい切るんですか?
柴田先生:最大6?7mmの、細い葉っぱ型。
萩原:うめこさんが言ってる目が閉じないっていうのは割とYouTubeとかサイトなんかでも、「失敗して目が閉じなくなりました」みたいなのが出てきたりするんですよね。
週末うめこ:眉下だからとかじゃなくて、最近美容整形ちゃんとコラボしたんですけど、「全部閉じないんだよね」って言ってたから、何が原因か分からない。
柴田先生:僕は昔ギリギリだったことがあって、眉下リフトを受けた方が、あとから聞いたら切開してたんですよ。下取って上取ったからギリギリだったんですけど、最終的には閉じたんですけど。
萩原:閉じなくなるのはちょっと困っちゃいますかね。
柴田先生:美容整形ちゃん目が痛いとか言ってなかったですか?
週末うめこ:言ってなかったです。普通に、日常生活に特に支障はないみたいな。
柴田先生:支障が出るとしたらドライアイ、カラカラになって痛い。
萩原:攻めすぎはダメってことですよね。
柴田先生:眉下は攻めすぎても意味がない。
かこ:何か私…目が合うと、つられて目を開けちゃうんですけど。
萩原:あ、僕?
かこ:目が大きくて。つられて目開けちゃう。
萩原:僕は逆に目をどうにかしたいです。ギョロギョロした感じをどうにかしたいです。
柴田先生:下垂させる手術。
かこ:内出血はどれくらいの期間?
柴田先生:出たら引くまでに2週間くらいですかね。
かこ:うめこさんはお仕事行かれてたんですよね?
週末うめこ:行ってました。
萩原:僕なんか患者さんに「これ見てください」って言ってました。ほんとガチャピンでしたから。
週末うめこ:どれくらいお休み取るんですか?
かこ:5日間くらい…
週末うめこ:あ、大丈夫です。
かこ:フェイスリフトの時も5日しか休みが取れなかったので。
週末うめこ:フェイスリフトも5日あれば大丈夫。
かこ:ここら辺に内出血あったんですけど、タートルネック着て…。
萩原:なるほど。抜糸後は先生、赤みが続きますね。
柴田先生:ピンク色というか。
週末うめこ:お休み5日だから、抜糸前に会社、お仕事に行かないといけないのは大丈夫ですか?
かこ:そうなんですよね。それどうしようかなって考えますね。
週末うめこ:私普通に糸つけて会社行ったんですけど、それはちょっとやりすぎたなって思ってて。誰にも言われてないですけど。
萩原:それはもう、多分周りも気づいてます。
柴田先生:糸を付けてても違和感がないキャラなんですか?
週末うめこ:キャラじゃないです。特に皆、私の美容整形については触れないっていう。
萩原:職場では真面目で通ってるんですもんね。こんな感じじゃないんですもんね。
週末うめこ:こんな感じじゃない。
萩原:さすがにテープ貼ってっちゃうと…
かこ:でも糸が黒いよりはテープ貼った方がいいと思うので、それだったらテープ貼っていくと思います。
萩原:さっき「テープ貼ってたらバレますよ」って僕が言うと、うめこさんは「そんなの専門家だから気づくんだよ」って、「そうじゃなかったらテープ貼ってあっても気づかないですよ」って言うんですけど。気づくよね?
柴田先生:ここにテープがあっても、何だかわからない?
かこ:「何かテープ貼ってるな」とは思うけど。
週末うめこ:何かあったのかな?みたいな。
萩原:何かあったでしょ。
週末うめこ:まさか美容整形!?みたいな感じではないんですよ。
柴田先生:美容整形とは思わないですよね。
萩原:何て言います?もしテープ貼ってて、「どうしたのかこちゃん!?」みたいな。
かこ:そしたらちょっとケガした・引っ掻いたとか言って、バイ菌入って腫れちゃったって言います。
萩原:両眉…?同じ範囲で…?
かこ:それで疑われても、それはそれで察してくれればいいなって感じ。
萩原:時代が変わったなと思うのは、こういう考えの人が増えたなと思うんですよ。「バレちゃったらいいんですよ、それで」みたいな。
かこ:もしバレちゃったらいいかな。
萩原:昔は一休さん並みに、ビタ一誰にもわかってほしくないみたいな。そのとんち無理だねみたいなところがあって。適用であるということで、ご本人がお仕事をされている、ご家庭もあるというところで、スケジュールがどうかというところですね。あとはかこさんが、柴田先生を選びますか?選びませんか?というところですけれども。
週末うめこ:今決めるんスか…?
萩原:バラエティっぽくしたかったんだけどね。またそれはゆっくり考えていただければと思うんですが、他に聞いておきたいことは?
萩原:来られる患者さんってそんなに長く休み取ってないよね。
くらぬき:取ってないですね。前髪結構ここら辺まで、眉毛に隠れるぐらいまでパッツンであれば、馴染みませんかね?
萩原:そこは隠れる。それらも踏まえて、検討していただければと思います。先生の印象はどうでした?
かこ:YouTube通りの…ふんわりした…つかみどころのなさそうな。
萩原:褒めてるんだか褒めてないんだかわからないですけど。
かこ:優しそうな。
萩原:手術の時は職人に変わりますから。
かこ:ほんとですか?
萩原:ろくろ回してる感じの目になるなといつも思ってます。
柴田先生:へー。
萩原:はい、ではかこさんに検討していただきます。ありがとうございました。
週末うめこ・かこ・柴田先生:ありがとうございました。