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美容コラム

【くらママさん63歳のフェイスリフト手術】3ヶ月後の状態は?

この記事を書いた人

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

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柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

萩原:てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。

くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。

くらママさん:患者様、主任カウンセラーくらぬきのお母様。

フェイスリフト3ヶ月後の状態は?

萩原:うちのカウンセラーのくらちゃんのお母さん、くらママさんがフェイスリフト手術と切らない眼瞼下垂の手術を受けて3ヶ月です。今回はフェイスリフト3ヶ月後どうなったという話をしたいんですけれども、手術直後ってやっぱり効果を実感される方が多いんですよ。引き上げて皮膚を取ってますから。3ヶ月で戻った感があるとかね、効果が前よりもなくなった感があるというようなことがありうるのかどうか、ということをちょっと実際のモニターさんを前に検証したいと思います。

手術直後と3ヶ月後を比較

萩原:率直にくらママさん、手術直後と3ヶ月後を比較して下がった・戻った感じはありますか?

くらママさん:それはないです。上がってる。

萩原:キープはしている?特に効果が感じられているところはありますか?

くらママさん:口元。

萩原:実際に先生、3〜4ヶ月で戻ることはない?

柴田先生:あまりないと思いますけどね。ひょっとしたらスマス層の処理に甘さがあった場合戻る可能性はあるかもしれませんけど、それは3〜4ヶ月じゃちょっと分からないですね。

萩原:中の筋膜を硬いところに留めているわけですよね。これが何らかの影響で下がることはあり得ますか?

柴田先生:実は硬くなかったとかね。

萩原:なるほど。

柴田先生:ということがひょっとしたら下がった場合はあるのかなと思います。

萩原今、くらママさんが上がった状態がキープされてるという風に言っていただいてるんですけれども、この環境ってどれくらい続くかっていうのはやっぱり個人差ですか?

柴田先生:今やってるやり方は、そんなに戻らないんじゃないかと思いますけどね。

萩原何年くらいキープできる感覚ですか、先生。

柴田先生5年。

萩原:5年って、ちょっと実は娘のくらちゃんが横にいるんですけど、5年フェイスリフトでもってくれたら結構御の字かなと思うんですね。コスパの問題もありますけれども、ハイフをちょこちょこやるとか、糸リフトちょこちょこやるっていうことを考えれば、5〜10年もつフェイスリフトの方がコスパがいいなと思うんですけど。

5年経つと皮膚が下がってくる?

萩原:皮膚自体が下がってくるっていうのは5年ぐらいすると起こりうるものですか?

柴田先生多少は出てくるんじゃないですかね。

萩原:やった5年後10年後と、やってない5年後10年後ってやっぱり明らかに違いますか?

柴田先生:それは違うと思います。

橘:よく、もう今どうせたるんでるんだから、あと5年ぐらい待ってもっとたるんでからまとめてやっちゃおうって方もいらっしゃるんですけれども、早い段階でやった方が傷は浅いというか…たるみにくいというのはあるものですか?

柴田先生20代でフェイスリフト手術をするって昔は言ってたから、早く受けた方がその後の下がりが少ないっていう。

くらぬき:うちの母は60歳まで何もしてこなかったんで、すごくしっかり引き上げていただいて、でもやっぱりしわ、線になっちゃってる部分はどうしても残るじゃないですか。って考えると、その前のケアというか、あと5年たるませてからやるってなると、どんどん線になっちゃうから、そこはもう治らなくなる?

柴田先生:線はね…。

くらぬき:そうですよね。

萩原:くっきりと刻まれちゃうっていうことですね。

くらママさん:50代の初めにやった方がよかったってことですか?もっと線がつかなかった?

萩原:っていうことは考えられたんじゃないかなと思いますね。

くらママさん:この辺はスッキリしましたけど。

萩原:今、ごめんなさいご年齢おいくつですか?

くらぬき:いやもう発表してるから。

くらママさん:63歳です。

萩原:63歳のフェイスラインじゃないんですよね、やっぱり。3年間で2回やっていただいてますけれども、くっきり感でいうと実は…30代半ばの娘さんとそんなに変わらないんですよね。娘の不本意な顔と、嬉しそうな母とっていう感じですけど。シャープですよね、やっぱりね。

くらぬき:母の方がシャープな気がして嫌なんですよね…。

3ヶ月後経った今は皮膚が上がる余地はある?

萩原:お母さんのこのセリフがくらちゃんに火をつけたかもしれませんけれども。柴田ジャッジなんですが、柴田先生がフェイスリフト・糸リフト・ハイフをやる余地があるかどうかっていうのを見る時に、実際に外から皮膚を引っ張って確認するんですけれども、先生、実際3ヶ月後経った今、上がりますか?

柴田先生:これだったらさすがに…すぐは上がらないかな。

萩原:上がらないですね。ズルして引き上げてないとかじゃないですよね?リアルにやってるわけですね。ほぼ変わらない。1〜2ヶ月経って元に戻ってしまったみたいなネットの書き込みもあったりするんですけど、それは恐らく手術方法によるんだと思うんですよね。先生スマス筋膜をほとんど上げずに、皮膚だけ持ち上げた場合って1〜2ヶ月でちょっと下がった感は出ますか?

柴田先生:多分下がると思います。

萩原:やっぱり手術方法によるんですね。中の筋膜もしっかりと上げた上で余った皮を取ってればだいぶ効果は実感しやすいと。5年ぐらいは実感していただけるようにということですね。

 

萩原:このフェイスリフトを受けてそのまま何もしないというよりは、どっかのタイミングで糸リフトやハイフでメンテナンスをした方がいいですか?

柴田先生:あった方がいいと思います。

萩原:分かりました。3ヶ月の状態、非常に経過も良いし、傷もきれいですね。

くらママさん:そうですよね。全く。

萩原:3ヶ月後は大丈夫でした。何なら1年に1回、この日に経過観察をやっていくのも大事かもしれないですね。5年後どうなるか?

柴田先生:定点観測。

萩原:というわけで、くらママさんの3ヶ月後の経過を娘さんも同席の上で検診させてもらいました。お疲れ様でした。ありがとうございました。

くらぬきくらママさん柴田先生:ありがとうございました。

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