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【医師が解説】意外と知らない二重整形のメリットとは?
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- 2021/06/25
- カテゴリー: 治療について
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目次
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柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。
くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。
二重まぶた治療とは?
柴田医師:ようこそ、美容整形予備校へ。では、二重の授業を始めましょう。こんにちは、ドクターの柴田です。
くらぬき:秘書のくらぬきです。
柴田医師・くらぬき:よろしくお願いします。
くらぬき:今回は二重まぶた治療目次の授業です。
- 二重まぶた治療ってそもそも何?
- どんな治療があるの?
- 術後の注意事項は?
などの二重まぶたのトータル的なお話をしていただきたいと思います。
柴田医師:二重まぶた治療っていうのは古くから行われてる治療で一番と言ってもいいぐらい人気のある治療です。方法もいろいろあって、埋没法、切開法、部分切開法などのいろんな方法がありますし、今はクリニックによってはカタカナで長い名前が付いていたりどれがどういう方法なのかよく分からない方も多いと思います。そこら辺も含めてお話したいと思います。
二重にするメリット
くらぬき:では、実際に柴田先生のもとによせられる質問です。二重にするメリットっていうのはなんですか?
柴田医師:やはり、目がパッチリした印象を出せるっていうことがあるので、例えばアイプチとかアイテープに時間かけてらっしゃる方も二重にしてしまえば、そういった時間がなく楽に化粧ができる。あるいは眼瞼下垂の症状が軽い方などは埋没法で改善したりするので、目が開けやすくなるなどのそういったメリットもあります。
くらぬき:では、二重にするとアイプチは不要ですね?
柴田医師:そうですね。アイプチでかぶれる方も多いので、そういった方はむしろ埋没法をされたほうが皮膚にもよいかなと思います。
くらぬき:結構、若い方でもアイプチ何年もしてて皮膚がかぶれてたるんでる方もいますよね?
柴田医師:おられますね。ですので、やっぱり皮膚に負担がかかってしまって、そういったたるみにつながるので、かぶれる方は早めに埋没法でもいいので、お受けになったらいいと思います。
若いうちに施術をするデメリットは?
くらぬき:若くから二重の治療とかするとかえってよくないんじゃないかとかそういうふうに思って、アイプチを長年してる方もいると思うんですけど、それはどう思いますか?
柴田医師:実際、手術を受ける方はやっぱり10代後半以降の方が多い印象ありますけども、もともとは逆さまつげの治療として行われていたので、それが後々目に悪いってことは特に起こりませんので、早いうちに受けることはドクターにご相談いただければ適切な判断のもとに手術なども行わせてもらえるかと思います。
手術が原因で目に影響をあたえることはないので安心してご相談ください
二重まぶたのラインはどうやって決めてるの?
くらぬき:次の質問です。二重まぶたのラインはどうやって決めるのですか?
柴田医師:基本的にはその人に合う自然なラインの入り方をシミュレーションして、それに従って作ります。ただ、幅の好みは受けられる方のなりたい幅、例えば末広型になりたい方もおられれば、平行型になりたい方もおられるので、それは意見をお伺いして最終的に決定するというふうにしています。
幅の好みは個人差があるので、ご相談しながら決めていきます
くらぬき:絶対にできないラインとかっていうのもあるんですか?
柴田医師:そうですね。かなり広い幅を希望される方は作りにくいことはあるかもしれませんが、実際はできなかったことはないですね。
くらぬき:最近、ハム目になるのが嫌だっていう方多いと思うんですけど、どうやったらハム目にならないですか?
柴田医師:そもそもハム目っていうのはどういう目なんですかね?
くらぬき:ハム目はハムをゴムでギュッと縛ると、もこっと出るじゃないですか?
柴田医師:食い込みがしっかりしてないというか?
くらぬき:そうです。あれをハム目っていうんだと思うんですけど。
柴田医師:やっぱり、脂肪が多いまぶたで埋没法をするとそういったことが起こりうるかなと思います。なので、埋没法でも留める場所をしっかり留めるとか脂肪をちょっと取るとかそういったことで対応できるかなとも思いますけど、そういった場合は切開法っていうのも選択肢に入るのかなとは思いますけど。
適切な処置を行えば対応はできるが、上瞼の脂肪除去や切開法の選択肢もある
二重にする治療方法
くらぬき:二重にはどんな治療方法がありますか?
柴田医師:大きく分けると切らない埋没法と切る切開法があります。埋没法は二重を作るために留める場所によって種類があったりします。切開法も全部切るのか部分的に切るのかで部分切開、全切開が分かれます。いろんな名前が付いてますけども大きく分けるとそれのどれかと思ってもらったらいいのかと思います。
埋没法と切開法のどっちがいい?
くらぬき:埋没法と切開法はどっちがいいとかっていうのはあるんですか?
柴田医師:お手軽なのは埋没法だと思います。なので、仕事とか学校でそんなに休めないとかっていう方は基本的には埋没法をまず試みられたらいいかと思います。ただ、時間がとれるダウンタイムとか人に会わない期間がある程度設定できる方は埋没法でなかなか二重を作りにくいハム目みたいな方だったら切開法っていう選択肢のほうがいい場合もあります。
術後に時間が取れる方は埋没法より効果的な切開法をすすめます
なぜ埋没法って言うの?
くらぬき:そもそも埋没法って呼ばれる訳はなんですか?
柴田医師:これは切らない二重の手術なんですけど、切らないでどうしてるかっていうと糸を縛ることで二重のくびれを作ってますので、その縛った糸の結び目を皮膚の中に埋める、それを埋没させるって意味で埋没法という名前が付いています。
切開法は元に戻せる?
くらぬき:切開法は一度やったら戻せないものですか?
柴田医師:基本的には戻せないものです。特に一重から二重にして、二重から一重に戻すみたいなことはできないとは思います。ただ、ちょっと微調整ぐらいで幅を広げたいとかいう場合は糸で止め直しすれば少し調整できるみたいなことはあります。幅を狭くするのは難しいかなと思いますけど。
くらぬき:切開をしてそのあとまた、広い幅で切開するっていうのは可能?
柴田医師:可能かもしれないけど、傷を2カ所作るので、あんまりきれいな二重にはならなそうなのでおすすめはしないかなというところですね。
切開法を行うには覚悟が必要?
くらぬき:そうすると、二重も切開法でライン作る場合は結構しっかりしたご自身のラインを決めてもらって、そこの幅を変えないという覚悟が必要ですかね?
柴田医師:そうですね。切開法は一度決めたら一生そこぐらいの感じのほうがいいと思います。
くらぬき:先生、二重まぶたについてよく分かりました。
柴田医師:今回は二重まぶたについて広い範囲でお話しました。次回からはもっと深掘りした内容にしたいと思います。今日はここまで。
くらぬき:復習しておきます。
柴田医師:はい。
柴田医師・くらぬき:ありがとうございました。