- 担当医
- 柴田健了
- 経過日数
- 3ヶ月
- 費用
- 407,000円~850,000円
- 副作用・
リスク - だるさ・熱感・むくみ・かゆみ・軽い発熱などの全身症状
- 傷周囲の赤み・盛り上がり・硬さ(体質により長引くことがあります)
- 内出血・血腫、むくみの遷延
- 感染(化膿)により痛みや腫れが強くなる、長引く
- 左右差や、表情の変化を「違和感」と感じること
- 耳の形・耳たぶの位置などがわずかに変化する可能性
- ごく稀に、アレルギー反応・ショックなど全身的な合併症
当院のナース、石橋がフェイスリフト手術を受けました。クリニックスタッフということもあり、こまめに経過を追うことができましたので、また解説を加えていきたいと思います。
ナース石橋は20代の頃、つまり彼女が美容外科クリニックに入職してまもない頃から「50歳になったらフェイスリフト手術を受けよう!」と思っていたそうです。長らくフェイスリフトの手術に実際に携わり、その結果を数多く見てきた中で素晴らしい手術だとずっと思っていたとのこと。それまではヒアルロン酸や糸リフト、ウルセラをはじめとしたHIFU治療などを定期的に行っていました。そのメンテナンスのおかげか50歳を越えてもまださほどの弛みは見られず、54歳になってようやくフェイスリフトを行っていい状態になってきたなということで、切開式フェイスリフトを受けようとなったわけです。
美容外科オペナースだからこそ感じてきた「切開式フェイスリフトの素晴らしさ」
それを今回自身で体験します!
本人としてはこの両頬のエクボが点状ではなく線状になる、これがたるみが出てきたサインなのだそうです。
こちらがその写真です。
↓

そして、このフェイスリフトの前にヒアルロン酸リフト(参考動画)を行って中顔面の引き上がりがあり、その分特にフェイスラインのたるみが気になったというのが切開式フェイスリフトの大きな動機になったようです。

本人としても、フェイスラインのもたつきが気になるとのことで、すごく目立つわけではありませんが、実際に診察すると皮膚の可動性はあり、またそれほど多くはないけれど口元の脂肪を吸引する余地はありました。さらに顎下のもたつきも気になるということもあり、輪郭形成フルフェイスリフト(YouTube内では旧称のネオパーフェクトリフトと呼んでいます)+ネックリフト+頬脂肪吸引を行うこととなりました。

切開の範囲は上の図のように、側頭部の被髪頭部から耳前部〜耳後部、そしてうなじまで切開します。そして、剥離範囲はおよそ3横指の範囲で、SMAS層を引き上げるように縫い合わせます。口元の脂肪も多少あるので、それを吸引してフェイスラインをよりシャープにします。そうやってほうれい線、マリオネットライン、顎下までをリフトアップする、そういった手術となります。
ほうれい線からフェイスライン、そして顎下のもたつきを解消するなら
輪郭形成フルフェイスリフト+ネックリフトが基本
そして、口元のもたつきが脂肪によるものであれば「頬脂肪吸引」もプラスするといいでしょう
・ダウンタイムの予想:腫れや内出血は原則1〜2週間でおおよそ落ち着きますが、脂肪吸引の影響でどこまで伸びるかというのもありますが、比較的脂肪は多くないので、そこまで長引かないかとは考えました。
・少し長い経過でこの先を考えると、半年以降からはメンテナンスを考えてよく、ハイフ、糸、ヒアルロン酸などを適宜施術するといいでしょう。
これから手術、という石橋ナースにどんな方に手術を受けてもらいたいか?を質問してみました。
すると、「怖いが先に立つとは思うが、しっかりとした効果を求める、期待の高い方はやはり受けてほしい」との返答。
このブログやYouTubeがその怖さを解消するものであってほしいと思っております。ぜひご参考になさってください。
それと「男性の方もおすすめできます、ただし、髪の毛が短い方が最初傷が見えるのが気になると思います。その場合も肌色のテープなどでカモフラージュができます」とのことです。
フェアクリニックでは男性でフェイスリフト手術をお受けになる方は比較的割合が高いです。なので、男性でも思い切って手術という方もぜひカウンセリングにお越しください。
では次回以降、手術と手術後の経過を追っていきます。

