【医師が解説】韓国で整形は超危険！？

院長ブログ

韓国で整形に受けても大丈夫なの？

柴田医師：こんにちは。ドクターの柴田です。

くらぬき：秘書のくらぬきです。

てんP：プロデューサーてんPです。10年ほど前から韓国で美容整形を受ける人たちが非常に多くなっています。われわれからすると「韓国で受けて大丈夫？」「なんかあったらトラブルにならない？」と心配になるんですが、その辺りを柴田先生に伺いながら深堀していきたいと思います。

くらぬき：フェアクリニック川口にいらっしゃる患者様でも、以前韓国で治療を受けたという方はたくさんおられますよね。

柴田医師：確かにたくさんいらっしゃいますね。年齢は若い方が多いですけれども、40～60代の方もおられますよね。

韓国の美容整形が人気の理由

てんP：韓国の美容整形が人気の理由はなんといっても治療費の安さだと思います。とにかく安い。

くらぬき：私の30代の友人も年に1回韓国で治療を受けています。1つの治療だけでなく、まとめてあれこれ受けられちゃう感じです。

てんP：柴田先生、韓国の美容整形のすごさはネーミングセンスにあるともいわれていますが、情報いただけますか？

柴田医師：私も最近知ったんですけれども、貴族手術とか猫手術という名前で、実際はそういう昔からというか、日本でもある程度行われている手術をそのようにネーミングしてイメージを膨らますのは上手かなと思いますね。

韓国の美容整形文化は日本とは大きく異る

てんP：一度韓国の美容外科タウンであるミョンドンとカンナムに美容治療の研修で行ったことがあるんですけれども、本当にクリニックの看板だらけでしたし、鼻にギプスを付けてる方、顔に包帯巻いている方が普通に歩いていました。美容整形の文化が日本と全く違うという感じですね。超オープンです。

柴田医師：どうやって情報収集するんですかね？

てんP：韓国美容外科通のブロガーさんやインフルエンサーさんからの情報を逐一キャッチアップしているようです。韓国の美容クリニックの情報をまとめた日本語サイトがあります。

韓国で美容整形する場合のトラブル

くらぬき：友人が言うには日本語ができる韓国人スタッフがいるクリニックも多いと言っていました。

てんP：そうなんです。コーディネーターのような方が通訳も兼ねているので間に入ってくれますが、そこに実は問題があります。二重まぶたなどの目の治療、鼻を小さく細くするような手術などは細かいニュアンスを相互で理解することが難しいんです。韓国のコーディネーターさんも日本語ができるものの日本人ではないので、どうしても伝えたいこととニュアンスがずれてしまう。そうすると結果、希望と違うのでトラブルになる。すぐに行ける距離ではないこと、特に今は時期的においそれと行けないので困ったことになる。脂肪吸引、骨削り、豊胸など、大掛かりな手術も韓国で受けるか方が結構いますけれども、なんかあったときに対処ができない。これも問題だと思います。先生どうでしょう。

柴田医師：菌が入って感染した場合もなかなかすぐに対応できず困りますね。骨削りを韓国で受けて帰国するというのはなかなかなリスクかなと思います。