二重切開法

戻りにくいラインで、理想の形を長くキープ。

二重切開法は、まぶた内部の構造を整えながらラインを固定する方法です。皮膚の余り・脂肪の厚み・戻りやすさが気になる方に向いており、埋没法では安定しにくいケースでも、長期的な形を保ちやすくなります。
鏡でバランスを確認しながら、幅や角度を自然な範囲に調整。必要があれば余分な皮膚や脂肪を処理し、重たさや左右差を軽減します。
過度な幅や流行だけに寄らず、「ちょうどいい変化」を長くキープしたい方へ。診察のうえで適応を整理し、無理なご提案はいたしません。

二重切開法
施術時間30〜45分(両目の目安)
ダウンタイム大きな腫れは1〜2週間で軽減。赤み・瘢痕の落ち着きには数週間〜数ヶ月を要します。
麻酔点眼麻酔・局所麻酔(細い針を使用し、痛みを最小限に抑えます)
当日施術可(診察で適応を確認のうえ、同日施術が可能な場合があります)
メイク再開創部以外のベースメイクは当日〜翌日目安/アイメイクは抜糸後から
コンタクトレンズ医師の指示に従って再開してください(目安:数日後〜)。違和感がある場合はメガネ推奨。
入浴・生活制限シャワーは当日から(創部は濡らさないように)/入浴は4日後目安/アルコール・激しい運動・サウナは1週間控えてください/紫外線は赤み・色調変化を助長するため、UVケアを推奨

Combination

二重切開法は一度で安定したラインを形成しやすい方法ですが、目元全体のバランスや印象によっては、 他の施術を組み合わせることでさらに理想の仕上がりに近づけることができます。
むやみに勧めることはありませんが、必要と判断した場合にご提案しています。

平行二重・幅広二重にしたい

目頭切開と上眼瞼脱脂で平行二重・幅広二重に

蒙古ひだが強いと、切開法でも内側のラインがかぶさり平行型が出にくいことがあります。 まぶたに厚みや脂肪が多い場合も幅広ラインが安定しにくくなることがあります。
目頭切開や上まぶたの脂肪取りを併用することで、内側まで自然にラインが入りやすく、 幅広デザインの安定性も高まります。

目を大きく魅せたい

目頭切開と目尻切開で横幅を広げる

切開法で二重ラインを整えても、蒙古ひだや目尻の皮膚のかぶさりがあると目全体が小さく見えることがあります。
目頭切開や目尻切開を同時に行うことで横幅の広がりが生まれ、より大きく印象的な目元に仕上げられます。

まぶたに厚み・脂肪が多い

上眼瞼脱脂

切開法はラインが安定しやすい施術ですが、脂肪が多いとまぶたが重く、ラインが深く出にくい場合があります。
脱脂を併用するとラインがくっきり現れやすく、理想の形を保ちやすくなります。

たれ目にしたい

下眼瞼下制術(たれ目形成)

やさしく柔らかい雰囲気の目元を希望される場合、切開法とあわせて下眼瞼下制術を行うことがあります。
全体のバランスを見ながら施術を組み合わせることで、より理想的なデザインに近づけやすくなります。

くぼみ目が気になる

くぼみ目ヒアルロン酸

まぶたがくぼんでいると、ラインの食い込みが不自然に見えたり、疲れた印象が強まることがあります。
ヒアルロン酸でボリュームを整えることで、切開ラインとの相性がよく、より自然な仕上がりが期待できます。

涙袋を強調したい

涙袋ヒアルロン酸

涙袋がふっくらしていると、二重と相まって華やかで可愛らしい印象に。
ヒアルロン酸は切開法との併用も可能で、表情の立体感が増します。

まつ毛が上がりにくい・眠そうに見える

眼瞼下垂

まぶたを開ける筋力(挙筋)の低下がある場合、二重切開だけでは解消しづらいことがあります。
適応があれば眼瞼下垂治療を検討し、開瞼機能から整えることで、よりクリアな目元印象を目指します。

Flow

来院からの大まかな流れは[はじめての方へ]ページでもご案内しています。
二重切開法はデザイン確認→切開・固定→縫合→抜糸の工程を経て、安定したラインを形成します。

STEP01
  • 当日施術をご希望の場合は、ご予約時にお知らせいただくとスムーズです(診察結果により後日となる場合があります)。
  • 未成年の方は親権者同意書が必要です。
STEP02
  • 受付後に問診票をご記入いただきます。
  • 皮膚の厚み・脂肪量・くぼみ・開瞼力(挙筋)・既往の有無などを確認します。
  • ご希望の形・幅を伺い、適した術式(全切開/小切開)や併用(目頭切開・脱脂など)の要否を検討します。
  • 無理な勧誘は行いません。カウンセリングのみでご帰宅も可能です。
STEP03
  • 鏡を見ながらラインの位置・幅・目頭側/目尻側の収まりをシミュレーションします。
  • 過度な幅で不自然にならないよう、安全域と左右差のリスクも説明します。
STEP04
  • 局所麻酔(細い針)で痛みを最小限に抑えます。
  • 必要に応じて笑気麻酔(オプション)をご用意しています。
STEP05
  • デザインに沿って皮膚を切開し、必要に応じて眼窩内脂肪/ROOF(皮下脂肪)を調整します。
  • 挙筋腱膜または瞼板にラインを固定し、丁寧に縫合します。
  • 所要時間の目安:両目で60~90分(個人差あり)。
STEP06
  • 座位でラインの高さ・連続性・左右差を確認します(腫れがあるため完成形ではありません)。
  • 内出血・ガーゼ保護の有無、帰宅後のケア方法をお伝えします。
STEP07
  • 当日は安静・アイシング推奨。シャワーは当日可(創部は濡らさないように)。
  • 洗顔・メイクの再開時期は医師の指示に従ってください(アイメイクは抜糸後が目安)。
STEP08
  • 抜糸を行い、赤み・瘢痕・左右差を確認します。
  • その後は数週間~数ヶ月かけて赤みがなじみ、ラインが安定していきます。

Downtime

二重切開法は、腫れや内出血が比較的しっかり出る可能性があり、 ラインが落ち着くまでに時間を要する施術です。
また、瘢痕(傷跡)の赤みや硬さが数週間~数ヶ月続く場合があります。
ここでは代表的な経過や注意点、起こりうるリスクについてご案内します。

施術時間30〜45分(両目の目安)
ダウンタイム大きな腫れは1〜2週間で軽減。赤み・瘢痕の落ち着きには数週間〜数ヶ月を要します。
麻酔点眼麻酔・局所麻酔(細い針を使用し、痛みを最小限に抑えます)
当日施術可(診察で適応を確認のうえ、同日施術が可能な場合があります)
メイク再開創部以外のベースメイクは当日〜翌日目安/アイメイクは抜糸後から
コンタクトレンズ医師の指示に従って再開してください(目安:数日後〜)。違和感がある場合はメガネ推奨。
入浴・生活制限シャワーは当日から(創部は濡らさないように)/入浴は4日後目安/アルコール・激しい運動・サウナは1週間控えてください/紫外線は赤み・色調変化を助長するため、UVケアを推奨

よくある経過の目安

当日〜翌日:腫れ・赤み・軽いつっぱり感。クールダウンと、頭を高くして就寝すると楽です。

2〜3日目:腫れのピーク。内出血が出た場合は1〜2週間で改善することが多いです。

4〜7日目:腫れが徐々に引き、見た目が落ち着いてきます。抜糸(5〜7日目)

2週間以降:赤みが薄れ、自然さが増してきます。

1〜3ヶ月:瘢痕の赤み・硬さがさらに目立ちにくくなり、ラインが安定してきます(個人差あり)。

副作用・リスク

  • 腫れ・赤み・痛み、内出血、異物感/つっぱり感
  • 瘢痕の赤み・硬さ・肥厚(体質により長引くことあり)
  • 感染・出血・血腫、創離開(まれに処置が必要)
  • 修正が必要となる場合がありますが、瘢痕・組織変化により方法が制限されることがあります

当日のポイント・NG

  • 触りすぎ・こすりすぎは避ける(洗顔・クレンジングはやさしく/創部は濡らさない)
  • 長風呂・飲酒・激しい運動・サウナは1週間控える
  • 就寝時は仰向け推奨、枕はやや高め
  • 日中は紫外線対策(帽子+日焼け止め)を

受診の目安(迷ったらご連絡ください)

  • 強い痛み、急な腫れの増悪/左右差の著しい悪化
  • 黄色い分泌物・発熱が続くなど感染を疑う症状
  • 創部の開き、糸が見える/強い違和感が続く
  • 視力の急な変化、見え方の異常

  • 埋没が取れやすく、戻らない二重にしたい
  • 幅広二重にしたいが、不自然にならないか心配
  • まぶたの厚みや脂肪でラインが消えてしまう
  • 左右差・食い込みの強弱が気になる
  • 他院切開後の修正や幅変更を相談したい
~ フェアクリニックなら ~
あなたに合った方法を 迷わせない設計
蒙古ひだの強さ、両目の目頭の間の距離、まぶたの脂肪の厚み、そしてまぶたを開ける力などを診察し、目頭切開の適応二重術(埋没/切開)併用の要否を整理してご説明します。鏡でラインを確認しながら、一緒に決めていきます。
理想の目元を事前に見える化 自然なデザイン提案
先に二重幅のシミュレーションを行い、そこから安全な内側ラインをマーキング。過度に内寄りにならない範囲を確認しながら、左右差のリスクも事前に説明します。併用の場合は原則埋没法(または切開法)→目頭切開の順で、全体のバランスを整えます。
費用の心配なく 料金はシンプルに
表示料金に基本の局所麻酔・処置(縫合・ガーゼ等)※院内基準に合わせて表記を含みます。笑気麻酔などの追加はご希望時のみ。抜糸の有無・時期も事前にご案内し、総額を先に明確化します。あとから思わぬ費用が増える心配はありません。
赤みやキズあとまで考えた アフターケア設計
抜糸は5~7日が目安です。赤みは時間とともに落ち着き、なじんでいきます。 術後は紫外線対策が重要なため、日常でのケア方法もお伝えします。当院では経過写真の確認や細かな変化にも対応し、不安が残らないよう伴走します。

Price

二重まぶた 施術について

期間限定の割引や特別プランは
今月のおすすめ」をご確認ください。

瞼板埋没法 1点留め
片目 19,800 円(税込)
両目 33,000 円(税込)
2点留め
片目 46,200 円(税込)
両目 77,000 円(税込)
挙筋埋没法 2点留め
片目 66,000 円(税込)
両目 110,000 円(税込)
3点留め
片目 99,000 円(税込)
両目 165,000 円(税込)
全切開法
片目 132,000 円(税込)
両目 220,000 円(税込)
埋没糸抜去
55,000 円(税込)
備考
  • 保証について:挙筋埋没法は10年保証です。
  • 埋没糸抜去について:自己都合による埋没糸抜去は費用を申し受けます。 ※まぶたの状態によっては1点も抜去できない場合もありますが、その場合でも処置料として3万円(税別)かかります。

オプション

細い糸に変更
片目 11,000 円(税込)
両目 22,000 円(税込)
中糸吸収糸に変更
片目 19,800 円(税込)
両目 33,000 円(税込)

FAQ

二重切開法はどんな人に向いていますか?
ラインが戻りやすい・厚ぼったいまぶたで埋没が安定しにくい・はっきりした形を長期で保ちたい、といった方に適しています。診察で皮膚・脂肪・まぶたの開き方を確認し、切開が必要かどうかを丁寧に判断します。
痛みはどのくらいですか?麻酔は何を使いますか?
細い針による局所麻酔で痛みを最小限に抑えます。緊張が強い方には笑気麻酔(オプション)をご用意しています。麻酔方法は診察時にご相談ください。
抜糸は必要ですか?いつ頃ですか?
はい。多くの場合、5~7日目に抜糸します。抜糸の前後で赤み・むくみのケア方法もお伝えします。
ダウンタイムはどれくらいかかりますか?
腫れのピークは2~3日目、1~2週間で日常生活になじむ方が多いです。赤みや線は数週間~数ヶ月かけて少しずつ目立ちにくくなり、ラインの安定は1~3ヶ月が目安です(個人差あり)。
仕事や学校はいつから行けますか?
デスクワークは数日後から可能な方が多いです。抜糸まではテープや赤みが気になる場合があるため、予定に余裕をもって計画してください。人前の予定がある場合は、1~2週間ほどみておくと安心です。
メイク・洗顔・コンタクトはいつから再開できますか?
まぶた以外のメイク・軽い洗顔は翌日から可能です。アイメイクは抜糸後から再開してください。コンタクトレンズは数日~抜糸後を目安に、違和感があればメガネをご利用ください(医師の指示に従ってください)。
入浴・運動・飲酒の再開目安は?
シャワーは当日から(傷を濡らさないように)、入浴は数日後から。飲酒・激しい運動は1週間程度お控えください。再開時期は経過をみて医師がご案内します。
傷あと(キズ跡)は目立ちますか?
しばらく赤みがありますが、時間の経過とともになじんできます。UV対策などのケアをお伝えします。最終的な落ち着きには数ヶ月をみてください(個人差あり)。
戻ったり、形が変わることはありますか?
切開法は戻りにくい方法ですが、むくみの変化や加齢、生活習慣により見え方が変わることはあります。必要に応じて幅の微調整や周辺施術(上眼瞼脱脂・目頭切開など)をご提案する場合があります。
幅の調整ややり直しはできますか?元に戻せますか?
切開法後の完全な元通りはできません。幅を狭める調整やラインの見直しは状況により可能ですが、まぶたへの負担や制限が生じます。まず診察で可能な範囲を確認します。
リスクや合併症はありますか?
腫れ・赤み・内出血・痛み、糸の刺激感、傷の赤みの残り、左右差、感染(抗生剤や処置が必要なことがあります)など。稀に再調整が必要になる場合があります。詳しくは術前にご説明します。
当日施術はできますか?費用は増えますか?
枠や準備の都合により、当日施術ができる場合と別日をご案内する場合があります。費用は当院の料金表示に準じ、当日だからといって高額になることはありません(必要なオプションがある場合は事前にご案内します)。
未成年でも受けられますか?
可能です。18歳未満の方は親権者同意書が必要です。詳しい流れや書式は「未成年の方へ」をご確認ください。
他院で修正を断られました。相談できますか?
はい、承ります。現在のライン・赤みの残り・皮膚の余り・脂肪量などを評価し、可能な範囲での改善方法をご提案します。

ご来院時にあると助かるもの
  • 以前の施術時期・術式・本数(分かる範囲でOK)
  • 腫れが落ち着いた頃の写真(ビフォー/アフター)
  • 気になる点のメモ(幅・左右差・食い込み・赤みの残り など)

Case photo

二重切開法 (症例No.k21248)
担当医
柴田健了
経過日数
費用
220,000円
副作用・
リスク
  • 腫れ・赤み・痛み、内出血、異物感/つっぱり感
  • 瘢痕の赤み・硬さ・肥厚(体質により長引くことあり)
  • 感染・出血・血腫、創離開(まれに処置が必要)
  • 修正が必要となる場合がありますが、瘢痕・組織変化により方法が制限されることがあります
施術前
3ヶ月後
二重切開法 (症例No.k00335)
担当医
柴田健了
経過日数
6ヶ月
費用
220,000円
副作用・
リスク
  • 腫れ・赤み・痛み、内出血、異物感/つっぱり感
  • 瘢痕の赤み・硬さ・肥厚(体質により長引くことあり)
  • 感染・出血・血腫、創離開(まれに処置が必要)
  • 修正が必要となる場合がありますが、瘢痕・組織変化により方法が制限されることがあります
施術前
6ヶ月後

※治療当時の料金体系に基づく総額です。現在と異なる場合があります。

本ページの医療監修
柴田 健了 医師
Dr.Takenori Shibata
医療法人社団 フェア 理事長
日本形成外科学会 認定 形成外科専門医
日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
“ちょうどいい”医療を、誠実に。
患者様の思いを丁寧にくみ取り、必要なことを一緒に考える診療を心がけています。

初めてのご来院は、不安も多いかと思います。
私たちは、医師と協力しながら、患者様一人ひとりに合わせたサポートを大切にしています。
小さなことでも安心してご相談ください。

最終更新:2025/11/16

まずは、小さな実感から。

美容医療の第一歩を、
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本ページの医療監修
柴田 健了 医師
日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
最終更新:2025/11/16
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