目尻切開

腫れぼったさを整え、目もとの印象をすっきり。

目尻側の皮膚のかぶさりや、外側の白目が見えにくいことが原因で、「目が小さく見える」「つり目に見える」などの印象につながることがあります。
目尻切開は、外側の覆いを開放することで横方向の広がりとやわらかな雰囲気を演出し、正面・斜めアングルの印象を自然に整えることができる施術です。
むやみに切り広げるのではなく、骨格・まぶたの厚み・白目露出量などを医師が診察し、過矯正にならない範囲でデザインします。

施術時間30〜60分(両目の目安・個人差あり)
ダウンタイム大きな腫れは1〜2週間で軽減。赤み・瘢痕の落ち着きには数週間〜数ヶ月を要します。
麻酔点眼麻酔・局所麻酔(細い針を使用し、痛みを最小限に抑えます)
当日施術可(診察で適応を確認のうえ、同日施術が可能な場合があります)
メイク再開創部以外のベースメイクは当日〜翌日目安/アイメイクは抜糸後から
コンタクトレンズ医師の指示に従って再開してください(目安:数日後〜)。違和感がある場合はメガネ推奨。
入浴・生活制限シャワーは当日から(創部は濡らさないように)/入浴は4日後目安/アルコール・激しい運動・サウナは1週間控えてください/紫外線は赤み・色調変化を助長するため、UVケアを推奨

Combination

目尻切開は外側の“覆い”を開放して横方向の広がりをつくる施術です。
目元全体のバランス(内側のヒダ・上まぶたの厚み・下まぶたのカーブ・二重幅など)に応じて、周辺施術を組み合わせることで、自然で満足度の高い仕上がりを目指せます。
むやみに勧めることはありません。診察で適応がある場合にのみご提案します。

内側~外側までバランス良く大きく見せたい

目頭・目尻切開をバランスよく併用して横幅を整える

外側だけを広げても、内側の蒙古ひだが強いと全体の横幅印象が伸びにくいことがあります。
目頭切開を併用して内側の覆いを緩めると、目尻切開との相乗効果で正面・斜めからの“横の広がり”をより自然に演出できます。

二重の形も整えて、より印象的に

二重整形(埋没/切開)と目尻切開の併用で全体の印象を整える

目尻側を開放しても、二重ラインが不安定だと理想の目元に届きにくいことがあります。
ご希望に応じて二重埋没法二重切開法(重瞼術)を組み合わせ、ラインと横幅の両面からデザインを最適化します。

外側が重たい・まぶたの厚みが気になる

上眼瞼脱脂で外側の厚みを軽くしてラインを映えさせる

上まぶた(特に外側)のボリュームが強いと、目尻側の開放感が出にくい場合があります。
必要に応じて上眼瞼脱脂を併用し、厚みを調整すると、目尻切開でつくった“横の広がり”がより映えやすくなります。

やさしい“たれ目”の雰囲気にしたい

下眼瞼下制術で外側カーブを整え柔らかな印象に

外側を開けても、下まぶたのカーブが強いと“つり目”印象が残ることがあります。
下眼瞼下制術を組み合わせ、外側のカーブをやわらかく整えることで、自然な“たれ目ライン”に近づけます。

くぼみ・ボリューム不足を整えたい

くぼみ目にヒアルロン酸で奥行きを補い、目尻の開放感と調和させる

上まぶたのボリュームロスが強いと、横の広がりをつくっても疲れた印象が残ることがあります。
ヒアルロン酸注入で上まぶたの奥行きを補うと、目尻切開で得た開放感と調和し、より自然な立体感につながります。

まつ毛が上がりにくい・眠そうに見える

眼瞼下垂治療で開瞼機能を整え、クリアな目元印象へ

挙筋の機能低下(眼瞼下垂)があると、外側を広げても“まぶたの開き”が不足して眠そうに見えることがあります。
適応がある場合は眼瞼下垂治療を検討し、開瞼機能から整えることで、よりクリアな印象へ導きます。

Flow

来院からの大まかな流れは[はじめての方へ]ページでもご案内しています。
目尻切開は二重術や下眼瞼の若返り治療との併用となるケースが多く、下記は併用を想定した流れです。

STEP01
  • 当日施術(埋没+目尻切開)をご希望の場合は、ご予約時にその旨をお伝えください。
  • 未成年の方は親権者同意書が必要です。
STEP02
  • 受付後に問診票をご記入いただきます。
  • 医師が外側の角度、下方向への開き、結膜側の余裕、皮膚の張りなどを確認します。
  • ご希望の仕上がりや雰囲気を伺い、併用の適応(埋没法/上眼瞼・下眼瞼の処置など)を判断します。
  • 無理な勧誘は行いません。カウンセリングのみでご帰宅いただくことも可能です。
STEP03
  • 鏡を見ながら二重幅や目尻の角度、丸みのバランスをシミュレーションします。
  • 過度に外側へ広げ過ぎない安全ラインや、左右差のリスクについても説明します。
STEP04
  • 局所麻酔を使用し、痛みを最小限に抑えます。
  • 必要に応じて笑気麻酔(オプション)をご用意しています。
STEP05
  • まず埋没法(または切開法)で二重ラインを形成します。
  • 続いて目尻切開を行い、皮膚の処理後に丁寧に縫合します。
  • 所要時間の目安:片側15~25分、併用全体で60~90分程度(個人差あり)。
STEP06
  • 座位で目元全体のバランスと開き具合を確認します。
  • 腫れがあるため完成形ではありませんが、大きな左右差がないかチェックします。
STEP07
  • 創部の保護方法、腫れ・内出血が出やすい時期の過ごし方をお伝えします。
  • シャワーは当日可(創部は濡らさないように)。洗顔・メイクの再開時期は医師の指示に従ってください。
  • 上眼瞼の切開に比べ、テーピングは原則行いません。
  • そのままご帰宅いただけます。
STEP08
  • 抜糸を行い、赤みや肌のなじみ具合をチェックします。
  • アイメイク・コンタクトの再開目安や、UVケアのご案内をします(個人差あり)。
  • 赤みや線の見え方は数週間~数ヶ月をかけてゆっくり落ち着いていきます。

Downtime

目尻切開は外側の皮膚を開放し、横方向の目幅を広げる手術です。術後は腫れや赤みが数日~数週間続くことがあり、創部がなじむまで時間を要します。抜糸までは強い摩擦やアイメイクを避け、紫外線対策を行うことで仕上がりの安定につながります。コンタクトの再開時期や日常生活の注意点は、診察で個別にご案内します。

施術時間30〜60分(両目の目安・個人差あり)
ダウンタイム大きな腫れは1〜2週間で軽減。赤み・瘢痕の落ち着きには数週間〜数ヶ月を要します。
麻酔点眼麻酔・局所麻酔(細い針を使用し、痛みを最小限に抑えます)
当日施術可(診察で適応を確認のうえ、同日施術が可能な場合があります)
メイク再開創部以外のベースメイクは当日〜翌日目安/アイメイクは抜糸後から
コンタクトレンズ医師の指示に従って再開してください(目安:数日後〜)。違和感がある場合はメガネ推奨。
入浴・生活制限シャワーは当日から(創部は濡らさないように)/入浴は4日後目安/アルコール・激しい運動・サウナは1週間控えてください/紫外線は赤み・色調変化を助長するため、UVケアを推奨

よくある経過の目安

当日〜翌日:腫れ・赤み・軽いつっぱり感。クールダウンと、頭を高くして就寝すると楽です。

2〜3日目:腫れのピーク。内出血が出た場合は1〜2週間で改善することが多いです。

4〜7日目:腫れが徐々に引き、見た目が落ち着いてきます。抜糸(5〜7日目)

2週間以降:赤みが薄れ、自然さが増してきます。

1〜3ヶ月:瘢痕の赤み・硬さがさらに目立ちにくくなり、ラインが安定してきます(個人差あり)。

副作用・リスク

  • 左右差、過開大(寄って見える)や後戻り・段差感
  • 腫れ・赤み・痛み、内出血、異物感/つっぱり感
  • 瘢痕の赤み・硬さ・肥厚(体質により長引くことあり)
  • 感染・出血・血腫、創離開(まれに処置が必要)
  • 修正が必要となる場合がありますが、瘢痕・組織変化により方法が制限されることがあります

当日のポイント・NG

  • 触りすぎ・こすりすぎは避ける(洗顔・クレンジングはやさしく/創部は濡らさない)
  • 長風呂・飲酒・激しい運動・サウナは1週間控える
  • 就寝時は仰向け推奨、枕はやや高め
  • 日中は紫外線対策(帽子+日焼け止め)を

受診の目安(迷ったらご連絡ください)

  • 強い痛み、急な腫れの増悪/左右差の著しい悪化
  • 黄色い分泌物・発熱が続くなど感染を疑う症状
  • 創部の開き、糸が見える/強い違和感が続く
  • 視力の急な変化、見え方の異常

  • 目が横に小さく見えて、印象がぼんやりしてしまう
  • つり目っぽい印象をやわらげたい
  • アイメイクで外側を盛っても限界を感じる
  • 前より目尻の皮膚がかぶさってきた気がする
  • 左右差や不自然な変化が出ないか心配
~ フェアクリニックなら ~
無理なく広げる 自然な範囲をご提案
目尻側の皮膚のかぶさり具合、横幅の印象、目の傾きなどを診察して、安全に広げられる範囲を一緒に確認します。必要に応じて、下眼瞼下制術などの併用も考慮しながら、やりすぎない仕上がりを目指します。
優しい印象に バランス重視のデザイン
“外側だけ強く見える”仕上がりにならないよう、目の角度・カーブを確認しながらマーキングします。過度に切りすぎてしまうと戻せないため、自然に見える範囲を丁寧に調整します。
追加費用の不安なし 料金はシンプルに
表示料金に基本の処置(局所麻酔・縫合・ガーゼ等)※院内基準に合わせて表記を含みます。笑気麻酔などの追加はご希望時のみ。あとから料金が増える心配はありません。
傷あとケアまで しっかりサポート
抜糸の目安は5~7日、赤みが落ち着くまでには数週間~数ヶ月かかります。UVケアなどの過ごし方をお伝えし、経過を丁寧にフォロー。他院施術の見直しについてもお気軽にご相談ください。

Price

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目尻切開
片目 118,800 円(税込)
両目 198,000 円(税込)

FAQ

目尻切開はどんな人に向いていますか?
目の横幅を少し広げたい方、つり目の印象をやわらげたい方、外側の皮膚がかぶさって見える方に向いています。診察で適応を確認し、無理にご案内することはありません。
痛みはどのくらいですか?
細い針を使った局所麻酔で、痛みを最小限に抑えます。施術中は引っ張られるような感覚がある程度です。心配な方には笑気麻酔(オプション)もご用意しています。
ダウンタイムはどれくらいですか?
腫れや赤みは数日~1週間程度で軽減します。傷あとの赤みは数週間~数ヶ月かけてなじみます。個人差がありますが、経過に応じてケア方法をご案内します。
仕事や学校はいつから行けますか?
翌日から可能な方が多いです。赤みが気になる期間はメガネや前髪でカバーする方もいます。
抜糸は必要ですか?いつ頃ですか?
多くの場合、抜糸が必要です。目安は5~7日目。ご予約時にご案内します。
メイク・コンタクトはいつから?
アイメイクは抜糸後から、コンタクトは翌日~数日後が目安です。違和感がある場合はメガネを推奨します。
傷跡は目立ちますか?
初期は赤みが残りますが、時間とともになじみます。UVケアや外用指導で自然に落ち着きやすくなります。
不自然につり目になることはありませんか?
角度をつけ過ぎると不自然になりやすいため、鏡で確認しながら自然な範囲をマーキングします。やりすぎを避けるよう慎重にデザインします。
左右差は出ませんか?
個人差や骨格により完全な左右対称はお約束できません。術後に座ってバランスを確認し、大きな差が出ないように調整します。
たれ目に見せることもできますか?
目尻切開のみでは難しい場合があります。その際は下眼瞼下制術の併用を検討します。診察で最適な組み合わせを判断します。
元に戻せますか?
戻しは理論上可能ですが、傷の状態や組織変化により制限が出る場合があります。まずは診察で確認します。
当日施術はできますか?費用は増えませんか?
ご予約状況と適応により当日施術も可能です。当日施術だからといって費用が増えることはありません。
未成年でも受けられますか?
可能です。18歳未満の方は「親権者同意書」が必要です。詳しい流れや書式は「未成年の方へ」ページに掲載しています。
他院で修正を断られました。相談できますか?
はい、承ります。傷あとの赤み、皮膚のかぶさり、外側の角度などを確認し、実現可能な範囲で改善案をご提案します。

ご来院時にあると助かるもの
  • 以前の施術時期・方法(分かる範囲でOK)
  • 腫れが落ち着いた頃の写真(ビフォー/アフター)
  • 気になるポイントのメモ(赤み・左右差・左右の角度 など)

本ページの医療監修
柴田 健了 医師
Dr.Takenori Shibata
医療法人社団 フェア 理事長
日本形成外科学会 認定 形成外科専門医
日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
“ちょうどいい”医療を、誠実に。
患者様の思いを丁寧にくみ取り、必要なことを一緒に考える診療を心がけています。

初めてのご来院は、不安も多いかと思います。
私たちは、医師と協力しながら、患者様一人ひとりに合わせたサポートを大切にしています。
小さなことでも安心してご相談ください。

最終更新:2025/11/16

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本ページの医療監修
柴田 健了 医師
日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
最終更新:2025/11/16
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