二重埋没法について

(1)二重埋没法後の腫れ

二重まぶた埋没法の治療で、腫れを気にする方は多くいらっしゃいます。 が、そもそも私がオペした方はほとんど腫れません。 施術の前に二重の幅などのデザインを決めますが、術直後は少しその幅より広い二重のラインになります。 翌日はもう少し浮腫み(むくみ)ます。それが3~4日続き、そこから引いていきます。 一週間目にはほとんど落ち着いています。 この10年以上、こんなに腫れて心配、と言われたことは本当にありません。

(2)二重埋没法で腫れないように工夫している点

埋没法で腫れをほとんど残さないために自分が工夫してることは、 ①麻酔を打つべき場所に必要な量だけ注入する、 ②内出血をほとんど出させない、 ③無駄な操作をしない、です。 ①については糸を通す部分をしっかりイメージしていないといけません。 ②これはいくつかポイントがありますが、毛細血管がどこにあるか把握する、とか、もし出血があったとしてもそれをいかに少なく抑えるか、ということなどがポイントになります。 ③これが結構大事です。その施術に習熟していないといけませんね。 結局経験が問われます。あと基本手技をちゃんと身につけているか、も大事です。 もうひとつ大切なのは「親切・丁寧」の心がけですね。 これは全ての施術において言えることですが。

(3)埋没法の術後のケアについて

二重埋没法の術後に、患者様にケアしていていただきたいことはそんなに無いですが、 目元の化粧は3日控えていただければよいでしょう。 どうしても早めに化粧されたい方は、目元に目立たない小さなテープを貼ることで翌日から可能です。 アルコールは、当日は控えるに越したことはないでしょう。血流が良くなるので内出血しやすいかも。 でもほどほどであれば恐らく大丈夫でしょう。

著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。

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美容外科医 柴田健了

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